フィンランド買い付けで屋根裏発見

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さて、フィンランド3日目の金曜日、一昨年から毎年訪れているショップへ。

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地元の人に教えてもらった、お勧めのお店です。ありとあらゆるものが外にまで並んでいます。

店中には陶器やガラスだけでなく本や家具も所狭しと押し込められていますが、目を凝らせば、あっというものが隠れていたりしますし、何よりもリーズナブル。

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良いものを沢山選んでお会計を待つ間に、天井から足音が聞こえるのが気になって、今までお店の倉庫と思って登った事が無かった屋根裏の階段を上がって見ました。

登りきると、わっと声が上がるような空間が広がっていました。
年代は分かりませんが、アンティークな趣きのあるドレスやラグ、家具が整理されて並んでいます。

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クラシックな椅子とクッション。

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奥の壁にはフィンランドの織物ルイユの壁掛け。
うーん、と悩んだのですが、今回は見るだけにしました。

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この日はこれで終了。宿に戻って梱包です。
宿に戻る途中赤い屋根に青い壁の家を発見しました。この配色はフィンランドでたまに見るのですが、いつも「ムーミンハウス」を連想してしまいます。

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翌日の土曜日の朝食はいちご。買付中のビタミン補給。フィンランド産にはまだ早いので、これはスペイン産です。

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そして向かったお店で比較的定番ものを中心に集めました。

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そしてオーナーさんのパートナーが手作りしたピーラッカを頂きました。
これは以前ブログでご紹介してフィンランドのハムパイのハム抜き。緑と赤のピーマンが入っています。おいしかったので、見積りと一緒にレシピを送ってくれるようお願いしました(長い付き合いなので後払いにしてもらっています)。

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そして、個人のディーラーさんのところへ移動。

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フィンランドのものだけでなく、スウェーデンとノルウェーのものまで幅広く集まりました。

買い付けが終わったところで、シナモンロールとカレリアンピーラッカをいただきながら、話はいつの間にかやっぱり母の日について。

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「明日の日曜日はまず、自分のお母さんの家に行ってプレゼントをして、お茶とお菓子を食べて、妻の実家に行ってお母さんとお茶とお菓子を食べてレストランに行く予定」とか。多分、これが一般的な過ごし方なのでしょう。
私も来年から(日本にいれば)母の日は母とお茶を飲んでお菓子を食べよう。
さて、この日、宿に戻って全ての梱包が終わったら、夜中の2時を回っていました。
あれ、土曜日中に発送するはずでは…とお思いかも。実は早い時点で無理と判断し、日本にいたときから考えていた”プランB”の手配を週末にしていました。

“プランB”とは、フィンランドのディーラーさんに一旦預かってもらって、そこから後日発送の手配です。

日曜日、宿の猫が見守る中、バナナ箱を次々に車に運び込んでいきます。

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預かり先でディーラーさんは「昨日のユーロビジョン見た?フィンランドの結果は思ったより良かったんだけどさ、それよりアイスホッケーが負けちゃってさ、あれ想定外だよね、がっかりだよ」と、母の日よりもそっちの話をぼやきながら箱を運ぶのを手伝ってくれました。
そんな彼も今日はお母さんと食事だろうか?せっかくのお休みに朝早くから申し訳ない、ありがとう。
そうして、思いがけず空いたこの日の午前中、宿泊している森の家の主人が素敵な場所に連れて行ってくれました。
それは、また次に。

ミタ

まったく、人騒がせな客だったわ、とスムがつぶやく。

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