スウェーデンから再びデンマークへ

スウェーデン最後の訪問になるディーラーさんのお宅ではランチを用意して下さいました。
数種類のハム、ポテトサラダ、フルーツが美しく並んでいます。右端は日本ではあまりなじみのない、食用のほうづき。僅かな酸味と甘さ、そして苦みがあります。
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好きな物を好きなだけクラッカーに乗せて。この厚みのあるクラッカーがとても美味しくて、いくつもパクパク食べてしまいました。薄切りのキーウイの皮むきに苦戦していたら、スウェーデンの人は皮ごと食べていてビックリ。
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同席していた共通の友人である、在スウェーデンの日本人のMさんによると、逆に日本人が小エビを殻ごと食べるのがスウェーデンの人を驚かせるのだとか。文化の違いですね。
スウェーデンとの文化の違いと言えば、これ。スーパーのバーコード読み取り機です。最近は日本でもセルフレジが導入されつつあると耳にしましたが(実際に見たことはありませんが)、スウェーデンではレジすら通さないシステムが普及しています。
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スーパーの会員カードを左に写っている黒いボックスに読み取らせると、ハンディバーコード読み取り機のいずれかが点滅します。点滅した読み取り機を持って、買い物しながら自分でバーコードを読み取らせます。そのままレジに行かずに袋に入れて終了。お支払いはカードで引き落としされる、というワケ。
もちろん、たまに店員のチェックが入るらしいのですが、基本的には信用で成り立っているシステムです。日本のシステムが”人は必ずズルをするから出来ないようにしよう”という性悪説が元に作られているとしたら、例えば駅に改札が無いなど、こちらでは性善説が元になっているのではないかと感じる事がしばしばあります。もっともズルが発覚した時の罰金が大変高額なのですが。
閑話休題
ここにもイースターの名残が。レトロなパッケージが可愛い。
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話は戻って、お昼をご馳走して下さったディーラーさん宅の訪問のその日はデンマークへの移動日でした。スウェーデンへ来た時と同じくフェリーでデンマーク入りすることに。
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30分と短い航海ですが中には免税店があります。スウェーデンよりもデンマークの方がお酒が安いので、それが目的でフェリーを使う人もいるとか。Mさんに「スウェーデンからデンマークの国境を渡った時にベルが鳴るとお酒コーナーが開店するの」と教えてもらったので乗船してすぐに覗きに行くと『Öppet på Dansk vatten(デンマーク海上でオープン)』と札が下がっていました。面白い。
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そうして、デンマーク到着。デンマークは4月でもまだまだ冬の景色。ここでとりあえず一泊し、翌日は更に寒いフィンランドへと向かいます。
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フィンランド編へと続く。
ミタ

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