和食にも合うスウェーデンの器

注文した”野菜セット”の中にキャラメル芋なるサツマイモが入っていました。名前からして甘そうなので、オーブンで焼き芋にしてトッピングでデザートのように。
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器はスウェーデンの陶磁器メーカーRörstrand(ロールストランド)のTitus。和の雰囲気もするので、洋食だけでなく、和食にも合います。デザイナーはOlle Alberius(オッレ・アルベリウス)で、製造期間ははっきりとはしませんが、1960年代のことでしょう。
というのは、アルベリウスのロールストランド所属期間は1963年から1971年なので。ちなみに1971年は同社の経営方針変更のため、アートディレクターだったカール・ハリー・スタルハネを除き、全デザイナーが解雇されました。
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そのため、70年代のロールストランドでは、こういったアート的な作品は作られていません。この決断はロールストランドのデザインを大きく後退させ、遅れを取り戻すのに大変な時間がかかったと言います。
解雇されたデザイナーたちは独立したり、他の企業に移ったりしました。アルベリウスはガラスメーカーのオレフォスに移り、アートガラスだけでなく、日常用のグラスも沢山手がけました。それらのグラスは今も生産され、オレフォスで手に入れることが出来ます。
ところで、ネットで焼き芋をオーブンで作る方法を調べると、濡らした新聞紙に包んで、アルミホイルで更に包み、160度で90分とありました。我が家は新聞を取っていないので、必然的に梱包用に持ち帰った北欧の新聞に…。なんだか変な感じですね。
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ミタ
野菜セットにちっちゃいカボチャも入っていたんだけど、憧れのカボチャ丸ごとプリンにしてみようかな。

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