この写真で存在感を放っている白いもの。
動物や子どものフィギュアで有名な、スウェーデンのデザイナー、リサ・ラーソンによる象の形のティーポットです。
横から見ると良く分かりますね。注ぎ口が象の鼻になっていて、フタのつまみはインドのターバンを巻いた、小さな象使いの男の子。
このポットはスウェーデンの家庭用キッチンやダイニング用品を販売している大手雑貨店「Duka」のオリジナル商品です。製造年代のはっきりとした記録はありませんが、リサ・ラーソンの下記の経歴(すみません、私の備忘録も兼ねて書きます)から推測して1980年代のものでしょう。
●1954年~1980年 Gustavsberg
●1981年~ フリーランスデザイナーとして、Rosenthal Studio、 Duka-butikerna、 Åhléns、 KF、Jie-keramikなどにデザイン提供。
●1992年~1990年代半ば グスタフスベリにある陶磁器工房 (K-studion) にてアートディレクター及びデザイナー
もともと明るい雰囲気の作品を作るラーソンですが、この作品には突き抜けた明るさと天真爛漫さがあります。1980年代後半には日本と同じくバブル期を迎えたスウェーデン。もしかしたら、そんな景気の良さが作風に反映されているのかもしれません。
こちらのポットはただいま準備中。出来れば今月中か来月頭にはアップしたいと思っています。
ところで、敷いたテーブルクロスはインド更紗っぽい柄で雰囲気が合うので選びましたが、インドではなくスウェーデンから来たビンテージです。このクロスも出来るだけ早めに準備してアップしますね。お楽しみに。
ミタ
このポットを最初に見せてもらったのは去年の11月の買付け。その時はフタが見つからず、翌年5月にフタが揃った状態で買い付けました。出会いからサイトにアップするまで約1年になりそうですね。
う・・・
たまらない魅力です!!
ほ、欲しい・・・(*´▽`*)
>>nozaki kyokoさま
こんにちは。
先ほど検品したら、なんとつまみの男の子に補修のあとがありました!ご使用には差し支えありませんが、アップした時に写真をご覧になってご判断くださいね!