ノルウェーの愛らしい子どもシリーズ「アポロ」

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こんにちは、ノルウェーStavangerflint(スタヴァンゲルフリント)の子供用食器シリーズ「Apollo(アポロ)」が入荷しました。
デザインを手がけたのは1950年代、60年代にスタヴァンゲルフリントで活躍したInger Waage(インゲル・ヴォーゲ)です。
アート作品も多く残した彼女ですが、このような日常用のセットも数多くデザインしています。このアポロシリーズがいつ作られたのか、正確には分かりませんが、アポロが月面着陸をしたのが1969年ですから、その前後でしょう。
それにしても、このアポロのイラストの気が抜けていること!
宇宙飛行士の装備も適当ながら、宇宙船のヨロヨロ具合と言ったら、これで本当に地球に還れるのか心配になります(宇宙船の上の渦巻きなんてロールパンにしか見えません!)。
まるで子どものような絵ですが、ヴォーゲはきちんとしたデッサン力のあるデザイナーです。

ノルウェーの動物を描いたDyre Tegningerシリーズを見ると、ウサギやムースなど、どれも生き生きとした動きを表現する、細かな観察力と、勢いのある力強い筆使いに感心します(これはオオライチョウ)。

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アポロシリーズは以前も入荷した事があります。前回は左上のボウルのみでしたが、今回はプレートも入荷しました。
左下のカップは、私物です。実はインゲル・ヴォーゲのファンで、少しずつ作品を収集しています。けれども、このカップはビンテージでなく、ノルウェーで買った新品です。

2012年3月にノルウェーのベルゲンに行ったところ、偶然ベルゲン美術館でInger Waage(インゲル・ヴォーゲ)展が終わったばかりでした。

Bergen Art Museum

写真の建物、向かって右側に展覧会の懸垂幕が下がっているのがわかりますか?
展示を見られなかったのには、心から落胆したのですが、受付には展覧会の為に作ったミュージアムグッズがまだ販売されていました。そこにあったのが、このFiggjoから復刻されたカップです。
このマグは数量限定で、既にどこも取り扱っていないようで、帰国してから探したのですが、見つけることが出来ませんでした。はっきり言って自慢のコレクションです。
コーヒーを飲む時は毎回使っています。小ぶりなサイズがコーヒーに丁度いいのです。
いやー、こういう誰も羨ましがってくれない自慢って、空しいような気もしますが、
いっそう清清しいですね!(自分で言う)
プレートとボウルは準備が出来次第サイトにアップしますので、どうぞお待ち下さい。
ミタ

ちなみに、絵葉書だって持っています。羨ましいですか?どうでもいいですか。そうですか。

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