こんにちは、買い付けレポートの続きです。
これは友人Iさんのお宅で出された食後のデザートです。手作りのホワイトチョコムースとアイスクリームがBersåでサーブされました。
さて、昨日雑誌を忘れたとブログに書いたら早速IさんがNoaさんの部分の写真を撮って送ってくれました。
NoaさんことSafija Hanssonさんの紹介ページです(Noaはアーティスト名です)。まるで古い絵葉書を置いたようなデザインが素敵ですね。
実はIさんを紹介してくれたのはNoaさんです。Iさんはスウェーデン在住の日本人で「日本人の友人がいる」と私たちを引き合わせてくれました。今までメールのやり取りはあったものの、実は会ったのは初めて。
たまに「現地のバイヤーさんは日本人ですか?」と聞かれるのですが、フクヤとお付き合いのあるバイヤーさんは全員北欧の人です。ですので、Iさんは現地にいる貴重な日本人の知り合いとなりました。もしもトラブルになった時に日本語で相談できる人がいるというのは、本当に心強いものです。それ以外にも今後Iさんにお手伝いをお願いすることが始まりそうです。
Iさんは農場付きの、こんな家にお住まいです。農場は別の農家に貸しているそうで、伺った日は羊たちがひたすら草を食んでいました(写真を撮ろうと外に出たらどこかに行ってしまっていました)。
ちなみに何となく写真が霞んでいるのは霧のためです。夜が冷え込むのか朝は大変な濃霧で「五里霧中とはこのことか!」と感心しました。とにかく数百メートル先も見えません。
こんな霧の中、突然ムースやウサギが飛び出したら、そりゃあ、ぶつかります。
朝一番はIさんの紹介してくださったアンティークショップへ。家が霞んでいるのは写真に紗をかけたわけでなく、先ほど書いたとおり霧のためです。霧がなければ素晴らしい自然が向こうに広がっているはずなのですが・・・。
外は冬の寒さですが、1900年代初頭に建てられたこの家は昔ながらの薪ストーブでお湯を沸かし、それを家中に循環させている、セントラルヒーティング式の暖房で、家全体がポカポカと暖かいです。
Iさんいわく「ここにいると冬は本当に色が無くて、色に飢えていつの間にかインテリアも食器もカラフルになってきて」とか。実際にこんな景色の中にいると、北欧の食器がカラフルである必然性を実感します。
さて、午後はウールのテキスタイルで有名なKlippan(クリッパン)のアウトレットショップに連れて行ってくれました。
ブランケットも、もちろんこんなにカラフルです。日本では販売していない柄も沢山あるので、興味のある方は行って見てはいかがでしょうか。
ただ、ものすごい辺鄙な場所で周りには何も無いですので、かなりの覚悟が必要。
これは日本でも販売されている柄ですが、この小さなサイズは無いのかな?320クローナが199クローナとはお買い得ですね。
と充実した一日でした。
この日の買い付け品の一部はこちらです。
フクヤとしては珍しくBersåも少し買い付けたのと、Blå eldの赤が収穫でした。「赤とグレーは輸出用として作られていたのですよね?」とショップオーナーさんに確認すると「グレーはそうだけど、赤は違うと思うわ。だからスウェーデン国内で流通しているグレーはB級品なの」と。
えー、そうなんですか?昨日街中ですごい高いグレーを見ましたよ、買わなかったけれど、と答えたら、何も言わずしかめ面で答えてくれたのが全てを物語っていました。
ミタ
道路でよくウサギが轢かれているんですが、あんなに広大な草原があるのだから、わざわざ道を渡って反対側に行かなくても良いと思うんですよね。
フクヤのオリジナルコーヒー。北欧のシーンに合わせて選ぶ3つのブレンド。
おかえりなさいませ!!
FukuyaさんのBlogが紹介されるといいですね~。日本語教師をしている友人がいるのですが、欧州からの留学生が多くて、みんな、漫画や時代劇に憧れをもって日本にいらっしゃるそうですよ。FukuyaさんのBlogを見たスウェーデンの人たちが日本語を学ぼう!!と思う日が来るかもしれませんよ(^^)
買い付けた14箱・・・・すごい量です。。
私、徒歩10分圏内なので、お手伝いしますよ~(笑)
バイト代はいりませんので営業部長に会わせてほしいです(^^;
>>なおさま
ありがとうございます。本当に困ったらお願いします(なんてね)。
スウェーデンの人にとって日本は特別な印象があるらしく、日本で紹介されらとても喜ばれるそうです。でも逆にもしスウェーデンの雑誌に掲載されたら、きっと小躍りしちゃいますから気持ちは分かりますね~。