こんばんは、ただ今ヘルシンキは夜です。北欧2日目で買い付けの初日の今日でした。
さて、こちらはホテルの朝食。
北欧は朝食がたっぷりと準備されているのが嬉しいです。いつも食べるのがシリアルにベリーとヨーグルトをかけたもの。旅行中に不足しがちな植物繊維とビタミンを補うためです。薬と思って食欲の無い日もこれだけは食べていますが、美味しい薬なので大歓迎です。
余談ですがベリーには自然な下剤作用があるそうで、イギリスの語学学校に通っていたときにクラスメイトが次々にトイレに駆け込む珍事件が発生。後で聞くと皆、道端でベリーを大量に食べていたことが分かりました。私もそういえばお相伴に預かったのですが、少ししか食べなかったのが被害に逢わなかった理由のよう。
そんな訳で、ベリー+シリアル+ヨーグルトは旅先でお腹が不調になる方には最強のトリオです。
その左にあるのはフィンランド独特のスナック、カレリアンピーラッカです。ライ麦の入った薄い皮に米粥を乗せ、オーブンで焼き、溶かしバターの中をくぐらせ、たっぷりのバターを混ぜたゆで卵を乗せるのがお勧めという、健康にいいのか悪いのか判断に迷う食べ物です。
実はこれは2ラウンド目。昼食を食べる時間が無いかもと思い、たっぷりと食べておいたのですが・・・
朝一番に馴染みのお店に伺うと、こんなものを用意して待っていて下さっていて、あんなに食べ無きゃ良かったと後悔する羽目になりました。
ちなみに、このチョコレートケーキの上のブルーベリーはオーナーさん自ら森で摘んだもの。今年は8リットル摘んだそうです。
それを冷凍保存していたものを昨日から解凍して準備してくださっていました。さわやかな酸味がチョコレートケーキにぴったり。それにこの小粒のブルーベリー、ビルベリーは解凍してもべちゃっとしないんですね。
美味しくて、満腹だー、と思いつつ2個も食べちゃいました。
「確か狩猟の季節が始まったそうだけれど、ベリー摘みはいつまでなんです?」とオーナーさんに伺うと
「2ヶ月くらい前に終わったわ」
「ああ、それなら良かった。もしかして森で獲物と間違えて撃たれることもあるのかと・・・」
「そういう事故、たまにあるわよ。まだキノコの季節は終わっていないし」
「・・・・・!」
この季節、森にキノコ摘みに行くときは派手な色の服を選んでくださいね、みなさん。
さて、もちろん、食べてばかりではありません。
こんなカオスの中から
こんな感じと
こんな感じでアイテム数にして約100、個数にするともっとの数を買い付けました。
あ、隣に移っている人形は違います。何せちょっと横に目を転じると
こうですから、写り込むのを避けようがなかったのです。
ところで、今日このお店に行って一番驚いたことは、8ヶ月前に私が忘れていった帽子がそのまま、椅子と棚の隙間に挟まれ床に置かれたガラクタ商品の上に残っていたことですね。
なんだか言い出しにくくて、黙って拾ってこっそり鞄に仕舞いましたが、うっかり販売されていなくて本当に良かったです。
ミタ
ホテルでの朝食の時、近くに座っている中学生くらいの女の子が神経質そうにリンゴをナプキンで丁寧に拭いてからかじっていました。リンゴを丸ごと食べる習慣があるから、皮を剥くという発想が浮かばないのかも知れませんね。日本に来てリンゴが皮を剥かれているばかりか、ウサギの形をしているのを見たら驚いちゃうでしょうね。
美味しい自家製ケーキのおもてなしはうれしいですね。カオスのお店楽しいそう♪ミタさんの帽子は再会をジッと待っていたのね。けなげね。きっとカオスの中で気配を消して待っていたのよ。
>>もももままさま
待っていてくれたんだなあ、と思うと嬉しいですね~。
ケーキも、帽子も!