こんにちは、おとといの6月3日、東京ビッグサイトで開催されていた「インテリアライフスタイル展」に行ってきました。
目的は、フクヤで扱っている脇阪克二氏デザインのラグ「いえ」シリーズの展示です。
→「いえ」シリーズ
展示会では既にある「いえ1」「いえ2」「いえ3」、そして新作の「いえ4」「いえ5」が展示されていました。更に新作には「はな1」「はな2」と、花をモチーフにしたマットも。この新作4点は「いえ1」より一回り大きく、玄関マットとして存在感が抜群です。
新作は早くて、今月中、遅くても7月にはお取り扱い開始できそうです。ウールのマットは夏には敬遠されがちなのですが、実は吸水性がいいので湿気のある日本の夏でもさらりと使えますよ。
こちらは、いまフクヤで取り扱っている一番大きなラグ「いえ3」です。このように、タペストリーとして壁に飾っても素敵ですね。
さすがに「いえ3」は大きいので場所を選びますが、なんでも「いえ1」はマットとしてだけでなく、壁飾りとしてお求めになる方もいらっしゃるそうです。
このラグを作っているメーカー、アートコアは元々はアンティークキリムの輸入販売をしていました。それがきっかけで、オリジナルラグも製造するようになったとか。この写真の下のほうに「アンティークラグ」の文字が見えるでしょうか(小さすぎ?)。
長年に渡るアンティークキリム選びで培った、確かな目と地元とのコネクションで高品質のラグを制作しています。いままではオーダーのみでラグを作っていたのですが、自分たちのオリジナル商品を作ろうと、デザインの相談に伺ったのが、脇坂克二氏。
脇阪氏は日本人初のマリメッコデザイナーとしてフィンランドで活躍されたあと、いまは京都でご自分のブランド”SOU・SOU“のデザイナーとして活躍の傍ら、各方面にデザイン提供をされています。
アートコアと脇阪氏は家族ぐるみで昔からお付き合いがあり、思い切って相談に行ったら、なんと「じゃあ、僕が描いてあげると」と気軽にデザインを提供してくださったそう。
その脇阪氏との打ち合わせの様子は、アートコアのブログでみられますよ。
→脇阪さんラグ
アートコアは関西に会社があるので、普段のやりとりは電話とメールだけ、今回展示会で10数年ぶりに再会しました。というのも、アートコアさん、10数年前は東京の代官山や駒場にアンティークキリムのお店を持っていたことがあり、その頃に何度かお邪魔したことがあるのです。
そしてアートコアさんは私の母方の親戚。我が家のアンティークキリムのラグやクッションはその頃アートコアさんから購入したものです。
このキリムたちには後日談があり、今の仕事の関係で自宅で取材を受けたときに「北欧のインテリアにキリムを合わせているケースが良くありますが、理由はなんでしょうか?」と聞かれ「えー・・・うちの場合は、親戚の家がキリム屋なんで」と正直に答えたら記事になりませんでした。当たり前ですが。
あの時「やはり、手作りの温かさやラフな質感や色合いが、同じく手の温かさを感じる北欧のアイテムにピッタリと合うからでしょうね」とか答えれば良かったのかもしれませんねー。
ミタ
いや、でも本当に北欧のインテリアに合うんですよ(結果論)。
ミニラグのいえ2を知り合いにプレゼントしたらすごく喜んでくれました。はなシリーズカワイイですね。楽しみです
キリムはあまり大げさでなくて無垢の床で使いやすいので、私も大好きです。
>>もももままさま
お友達のプレゼントに選んでくださって嬉しかったです。喜んでくださったのですね、良かった♪
キリムは、特にアンティークキリムは天然染料を使っているので、自然素材にしっくりと合いますよね。うちの床も無垢材なのでよく馴染んでいます。