ノルウェー大使館へ


おはようございます。
少し古い話なのですが、先週ノルウェー大使館から呼び出しを受けました。呼び出しというのは冗談で、ノルウェーが観光や特産品を日本にもっと紹介していきたいのだけれど、意見を聞かせてもらえないか、という内容のインタビューの依頼です。
日ごろ「ノルウェー信じられないぐらい物価高いわ!何とかしてもらいたいものよね!」と言いふらしていることが、いよいよバレたかと思いきや、外資系のPR会社に勤めている友人のMちゃんからの話でした。
最初電話を受けたときに正直にそのノルウェーの感想を言い「こんなことしか言えないから無理」と伝えると「そう思ったならそういう風に言ってもらえばいいんですよ!」と食い下がります。
「それに陽子さんのお店でノルウェーの商品、人気あるって言ったじゃないですか!」
フィッギオかあ。個人的には思い入れあるんだけどなあ・・・」
「そ、そ、そ、そうなんですか?でも、ほらそんな話とかも!」
よほど人が集まらないのか、Mちゃんもあきらめません。
そしてついに、ここで最終兵器が。
「お茶とか・・・。お昼、一緒に食べましょうよ!
「行く」
と承諾したものの、最初英語で送られてきたinvitation(招待状)眺めるにつれ、こんな私でも良いのかと不安が募ります。そのまま当日を迎え、インタビュー前にMちゃんにおごってもらった、カニのパスタをがっつきながらも、心配が消えません。
MちゃんはMちゃんで、「担当は私じゃなくって、新入社員なんですよね・・・。ちゃんと人が集まったか、心配・・・。あ、このハムのペースト美味しいんですよ。」と別の不安がある様な事をちらりと漏らします。
結果的には、すばらしいメンバーばかりで(除、私)、参加してよかった。他のインタビューイーは、北欧の出版関係、建築士(Eclipseの梅田さんの後輩でした)、キューレター、旅行会社、家具関係のお仕事をされている方々で、その方たちのお話を拝聴するだけでも、ものすごく楽しかったです。
(皆さんが名刺を用意されているのには、びっくりしました。名刺、考えてもいなかったので、手元には3枚しかなかった・・・。社会人の常識でしたね・・・。びっくりするなって。)
帰り際、Mちゃんの同僚のノルウェー人女性が「フクヤの商品が好きで・・・今回は私からお願いしたんです。母もああいった食器を沢山蚤の市などで集めているんですが、最近は見つけるのが難しくなっていて。
フクヤ、よく売れています?
「え・・・」
戸惑う私にMちゃんが通訳をしてくれます。
違うのよ、Mちゃん。質問が分からなかったのではなく、あまりにストレートな問いかけに、答え方が分からなくて困っただけなの。
ぼちぼちでんなあ」って英語でなんて言うんですか?
ところで、ノルウェー大使館からは、冒頭の本2冊と国旗のバッヂをいただきました。本にはグリーグのCD付。ちょっと得しちゃいました。
ミタ
こんな私で本当に良かったのかしら・・・。

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