北欧諸国の中でアイスランドに次いで日本では知名度の低い存在がノルウェー。
丁度3年前、ノルウェー王国大使館主催の”どうすればノルウェーの観光や特産を日本に広げられるか”という座談会にパネリストとして呼ばれたこともあるくらい、地味。
→2007年12月18日の記事
こんな、テーマの座談会なんて、フィンランド、スウェーデン、デンマークでは有り得ない気がします。
ところが、映画「ノルウェイの森」がいよいよ明日(12月11日)に公開されることや、本日(12月10日)にノーベル賞の授賞式が行われることで、最近、いや、特に今日はとみにノルウェーの名前を耳にします。
3年前の座談会では参加者の全員が一致したのは「ノルウェーはアピール下手」でした。いい所は沢山あるのに、国が原油の輸出でお金持ちなため、観光事業に力を入れなくても充分潤っているから、あまり宣伝をやる気が無いのでは?というのが皆さんの推測。
そんな宣伝下手のノルウェーも「ノルウェイの森」の映画サイトではノルウェーの魅力を伝える様々なプロモーションを行っています。このサイトを訪れるとフィヨルドだけでないノルウェーの魅力を光、絵、町、頂、海、魚の6項目に渡って解説しています。
→映画「ノルウェイの森」のプロモーションサイト
ノルウェーでは壮大な自然、豊かな魚介類が味わえるのですね。ちなみに、これは私がノルウェーを旅したときの写真の一部です。
フィヨルドです。
残念ながら天気が悪かったのですが、霧にかすんだ姿も美しかったです。
ベルゲンのカラフルな商館跡。
フィヨルドの玄関口で町並みは世界遺産に指定されています。
ベルゲンのマーケット
ここでは新鮮な魚介類がその場でいただけます。
オスロの街並みです。
カラフルな家がいかにもヨーロッパ。それに、道路が広い!
オスロの名所、フログネル公園の彫像。
こちらもフログネル公園の彫像。
この彫像郡は見ごたえがあります。ガイドブックよりも実物の方がずっと迫力も力強さもあり、ひたすらに圧倒されます。
オスロのレストランにて、美味しいシーフードスープ。
もし映画やノーベル賞がきっかけで、ノルウェーに興味が湧かれたのなら、この夏に訪れてみてはいかがでしょうか。
単なるフィヨルド観光だけではつまらないとお思いなら、北欧ツアーの専門会社フィンツアーで開催されている、”ノルウェー夢ネット”の代表であり、ノルウェー語の翻訳家・通訳家で、ノルウェー語に関する著書も多く手がけていらっしゃる、青木順子さんが案内するツアーはいかがでしょう。
定番のフィヨルド観光はもちろんのこと、ツアーの開催前には青木さんによるノルウェー語ミニ講座に参加することで現地の人と簡単な挨拶も出来る、体験型の内容になっています。
例えば、高齢者施設の訪問はツアーに組み込まれていますし、ノルウェー人の一般家庭を訪問してお茶を一緒に、なんてオプションも用意されているとか。
青木さんによるノルウェーツアーの紹介はこちらです。
→ノルウェー夢ネット企画協力ノルウェーツアー
フィンツアーによる日程表はこちらです。
→ノルウェー案内人 青木順子さんと行く「ベストシーズンのフィヨルドとオスロ暮らしを感じる旅 8日間」
フィンツアーでは青木さんによるエッセイも連載されていて、エッセイの中でフログネル公園は好きだけど彫像郡は苦手と書かれていました。「真っ裸でポージングを決められると、どうにもこうにも落ち着かない」そうです。
→青木さんによるエッセイ
が、私が一番好きだったのはあの彫像郡なのですよね。もっとも10代の頃から、真っ裸でポージングを決める人たちを何十人も描いているので、すでに何とも思わなくなっているのかも・・・。
ちなみのこの彫像はメインの「人間の塔」に行き着くまでの橋の欄干にも何体も、何体も連なっていて、中にはかなりユニークなものもあります。
私のお気に入りは「子どもをぶん回すお父さん」または「お父さんは大変だ」。
他にも「盆踊りのカップル」「僕のほうが早いぞ!」など思わず足を止めてしまう、そしてセリフを付けずにはいられない彫像が沢山あります(タイトル命名:ミタ)。アテレコしながら1点1点眺めていると、楽しい、楽しい♪
どうぞ、フログネル公園を訪れた際には、お気に入りを見つけてくださいね!
ミタ
トップの写真はノルウェーStavangerflintのティーカップです。
→Stavangerflint ティーカップ (深緑)
ミタさま
こんな素敵なブログを書いて頂き、本当に感謝カンゲキです☆
そうですか~、ヴィーゲランの彫刻がお好きなんですね。私は芸術オンチなのでしょう、恥ずかしくてモジモジ君になってしまいます。
何はともあれベストシーズンに企画したツアーですので、一人でも多くの方のご参加をお待ちしております♪
>>froskさま
裸体は見慣れないと目のやりどころに困っちゃいますよね。私が慣れ過ぎなのかも。逆にヴィーゲランの芸術的価値が分かっていないのかも知れませんよー^^
日も長いし、きっと爽やかないい季節ですよね。充実した楽しいツアーになりますね。