ドイツのカフェで紅茶を頼むと、お湯とティーバッグが別々に出てきます。
本当です。
最初に行ったのがおしゃれなゲイのカップルが経営している、モダンなカフェだったので、そのためか、と思ったのですがその後に行ったどのカフェでもそうでした。多分、ドイツではこれは一般的なことなのでしょう。
イギリスはもちろん、フランス、イタリアやスペインなどの他の西ヨーロッパでは経験のなかったことでしたので、その時はドイツだけのことと思っていたのですが、北欧でも紅茶を頼むとお湯とティーバッグで出てきました。
私達が行くのはカジュアルなカフェばかりだから?と思いきやスウェーデンのアンティークショップオーナー、別名”社長”に連れて行ったもらった素敵なレストランでもそうだったのです。
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1つ違ったのは、お湯の入ったティーカップが運ばれ、次にウェイトレスが様々な種類のティーバッグが入った木箱と共に現れて、エレガントに勧めてくれたこと。
ですので、訂正します。ドイツより北のヨーロッパでは紅茶を頼めばお湯とティーバッグで出てくる可能性は大です。(その後オランダや東ヨーロッパを訪れ、ドイツだけではないことも発見)
そんなことを思い出したのは、冒頭の可愛らしいロールストランドのFormaティーポットを見つけたから。約300ccはいる小さめサイズで、一人用としては最適な大きさです。
我が家ではおやつのときに、家人がコーヒー、私が紅茶を飲むことがよくあるので、そんな時にもこれくらいのサイズのポットが便利です。
ところがこのティーポット、注ぎ口のところを見るとソースボードのように大きく開いているのがお分かりでしょうか。茶葉など使おうものなら、注いだときに全部流れでそうな勢いです。
このポットを使うときは、ティーストレーナーを使うか、ティーバッグがお勧めです。
さて、ティーバッグ。
私の出身の関西地方では贈答品としてよく選ばれるのですが、関東地方では茶葉に比べてやや低く見られているそう。紅茶メーカーの方のお話では、関東地方ではプロモーションを誤っただけで、ティーバッグが茶葉に比べて品質が劣るわけではないそうです。
紅茶の国イギリスでもティーバッグのほうがメジャーですものね。(よく飲むから手軽なほうが、という理由もあるかも知れませんが)
一人ですごすリラックスタイムは、だからこそ手の込んだものを、という気分のときもあれば、洗い物も片付けも簡単に済ませたいときもあるものです。
そんな簡単モードのときは、このティーポットをお供に迎えてください。簡単、でもポットで飲む贅沢が味わえますよ。もうすぐサイトに登場です。
ミタ
・・・と言っても、ティーバッグの入った一人用の小さいポットが山積みになっていて、自分でお湯を注ぐのですが。