和のような

おはようございます。今日は3月3日。雛祭りの日ですね。
先週末はドライブで遠出して、一足早く伊豆の河津桜のお花見をしてきました。今年は例年よりも遅いらしく、今が満開でした。
桜を見るとすっかり春の気分になって、テーブルクロスも食器も明るい色のものに変えてみたくなりました。
こちらの春色コーヒーカップは、グスタフスベリのビンテージです。詳細は不明ですが、スティグ・リンドベリのスタジオに所属していた、シグリッド・リッヒエルデザインのもののようです。
外側はグレーかかった柔らかい色合いの釉薬がかかり、内側に色が施されているユニークなデザイン。一見鮮やかに見える色ですが、実物は落ち着いたトーンで派手さはなく、はんなりとした雰囲気を持っています。
ユニークなのは彩色だけではなく、その形も。
持ち手の部分が日本の急須のように見えますよね。
1959年にリンドベリは来日、当時日本人から本人が戸惑うほどの大歓迎をうけたのだとか。このとき瀬戸や信楽など陶磁器の里を巡ったそうです。また同年には、西武百貨店に依頼され包装紙もデザインしています。
(このデザインは今見ても素敵。是非復刻して欲しいです。)
そんなリンドベリですから、同スタジオのリッヒエルも本当に急須からヒントを得たのではないのかなあ、と個人的には思っています。
このデザイン、コーヒーカップですが、日本風の形と落ち着いた色合いがなんだか日本茶にも合いそうですね。
下にテーブルクロスのように敷いた布は、実はカーテンです。これからの季節に使ってみたい明るい色と柄。上部がバーになっているのでタペストリーとしても使えますよ。
お部屋がパッと明るくなるので、お勧めです。
さあ、これから先週入荷したクロスのアイロンかけです。可愛いものが沢山入っているので、早くアップしてご紹介したい!実際のお店と違ってアップしなければ皆様にお見せできないのが、残念だなあといつも思っています。もっとさくさくとアップしたいのですが、どうも作業が遅くてごめんなさい。
かわいいなあなんて思いながら、ぼー・・・と商品を眺めている時間が長すぎるのかも・・・。
そんなわけで(どんなわけで?)、今年も実店舗販売デーを設けますので、そのときには是非ご来店ください。日にちは未定ですが、来月買い付けに行きますので、その後になりそうです。
ミタ
完食しましたが。

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