お花市場をお部屋にいかが


春ですねー。
暖かくなって、ようやく体を動かす気になりました。重い腰を上げて、大きめのビンテージクロスの撮影に昨日から取り掛かっています。
冒頭の写真の手前にある濃紺の生地は、マリメッコのビンテージ。おそらく60年代のものと思います。現在のマリメッコの生地に比べると、やや薄手です。
黄ばみや汚れはあるものの、まだまだ現役で使えそう。サインを見ると、MAIJA ISOLA “KUKKATORI” MARIMEKKO OY SUOMI FINLAND とあります。
今も作られている人気の柄ですが、この色は廃番。
タイトルのKUKKATORIは、Kukkaが「花」、Toriが「市場」なので、「花市場」といったところでしょうか。柄はその名前の通り、マイヤ・イソラらしい大胆で力強いタッチで花がいっぱいに描かれています。
ぱっと広げるだけで、可愛らしく明るい雰囲気。これからの季節にぴったりです。
更に後ろにあるのは、フィンランドで60年代にはマリメッコと並ぶテキスタイルメーカー、Tampellaのこれもかなり大きめのファブリックです。

端のサインを見ると、デザイナーはMarjatta Metsovaaraでパターン名はKameliaです。以前、同じデザイナーのAnemoneという生地をfukuyaで扱ったのですが(左写真・売り切れ)、このKamaliaも大きな椿の花が生地いっぱいに描かれていて、マイヤ・イソラとは違う雰囲気ですが、同じように大胆で力強いタッチのパターンはお部屋のイメージをがらりと変えてくれるはず。
と、気がつけばこういった大き目のファブリックばかりが後回しになって、すっかり溜まってしまっていました。長いものはもう、半年以上も棚の中に・・・。かわいそうなことをしてしまった。
そこで、「New for Spring / Interior Fabric」と題して一気にカーテンやマルチカバーに日の目を当てます!
(・・・といってもいつも通り、ファブリックコーナーに追加するだけですが、それでもタイトルをつけるとなんだか違う気がするので。)
アップ予定は、そのままカーテンとして使ってもよし、テーブルクロスとして使ってもよし、思い切ってハサミを入れて他の物に作り変えてもよしの、そこで失敗してもまだまだ余裕あるぞー!の大きなファブリックばかり、10点ほど(お、思ったより少なかった)です。
プラス、小さめサイズのクロスを15点ほど。
お楽しみに。

ミタ

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