ハートのダーナラ


おはようございます。昨日、スウェーデンよりヴィンテージクロスが到着しました。
馬の置物に踏まれている細長い布は、身長計です。これからお子さんが生まれる方、お一ついかがでしょうか?
140cmまであるので、日本人なら小学校の中学年くらいまで大丈夫ではないかと思います。
スウェーデン人なら早々に無理かも知れませんが。(「はじめてのお使い」のロッタちゃんが来日したときに、あまりの成長振りに驚愕しましたっけ)
さて、今回はハートのダーナラホース2頭と、この花模様のエルク1頭も布と一緒にやってきました。

ダーナラホースはスウェーデン語ではダーラヘスト。スウェーデンの木彫りの馬のことで、ダーナラ地方が発祥の地であることからそう呼ばれています。また、幸運を呼ぶアイテムでもあるそうです。
このダーラヘストはスウェーデンへ行けば、お土産物屋で様々な色やサイズの物を目にすることが出来ます。また、ダーラヘストそのものだけではなく、トレイやペーパーナプキン、タオルなどにもその柄を見つけることができます。
こういった伝統工芸品は、観光客にしか人気が無いのかと思いきや、結構スウェーデンでは愛されているよう。
町を歩いていれば、ダーラヘストの柄のカーテンを掛けている家をかなりの頻度で目にすることがあり、スウェーデンの定宿にしているレーナおばさんの家でも、ダーラヘスト柄のトレイで朝食が出てきます。
現在だけでなく、60年代や70年代のビンテージの布にも、ダーラヘスト柄が結構あります。
伝統的なものが、こうして日常に溶け込んでいるなんて素敵ですね。日本でダーナラに相当するものって「こけし」でしょうか。でも、こけしの柄であまりおしゃれなものって見ないような・・・。やけに和風過ぎだったり。リアル過ぎだったり。
もっとモダンにアレンジしたら若者に支持されるかもしれません。
デザイナーの皆様、いかがでしょうか?今ならこのアイデア、無料です。
さて、こちらのダーラナちゃんはハートの模様で彩られ、伝統的なダーナラホースの柄とはちょっと違います。
実は、ダーナラホースには詳しくないので、これもダーナラホースというのかどうかあまり自信がありません。
色々調べてみると、最近は伝統的な柄にこだわらず様々な模様をつける試みも有るようですし、何よりも買い付けてくれたスウェーデンのエバさんが”ダーナラ”と言い切っていたので、ダーナラホースということにしました。
私のことですから、アップまで時間が掛かりそうです。もし、詳しいかたがいらっしゃったら、それまでに是非(できれば、やさしく)教えてください。
よろしくお願いします。
ミタ

春一番が吹いたと思ったら、また冬に逆戻り。一方北欧は雪もなく雨ばかり。まるで春の暖かさとメールが。

【この記事をシェア】

コメントを残す

関連投稿

検索語を上に入力し、 Enter キーを押して検索します。キャンセルするには ESC を押してください。

トップに戻る