おはようございます。
なんだか鬱陶しい天気が続きますね。
お天気が悪くてこの3連休も家にこもっていたので、気になっていたパッチワークを一気に進めました。
残り1列分を作ればピースは完成、というところまで出来ました。そもそもの目的が、溜まりに溜まった布を片付けるところにあったので、パターンは単純なのですが実にカラフルです。
参考にしたのは、私の大好きなテキスタイルデザイナー、Kaffe Fassettさんの本です。彼の著作を原書で3、4冊持っていますが、最近は日本語に訳されたものも出ていますよ。
さて、こういったカラフルな物は好きなのですが、さすがに目が疲れてきます。それに、この蒸し暑い中この色を見ていると、なんだか爽やかな物に飢えてきました。
そんな私の気持ちを知ってか知らずか、フィンランドから爽やかな柄のコーヒーカップとケーキ皿が届きました。
冒頭の写真は、ArabiaのOksaです。
Oksaとはフィンランド語で枝という意味で、その名のとおり枝がデザインされた、薄い繊細なカップ。デザインは、Gunvor Olin-Gronqvist。
こちらのカップとプレートには、細いラインと、今にも消えそうなもっと繊細なラインで描かれた木が交互に並んで描かれています。
「風景とは遠くに行くほど青みが増す」と言ったのは、ルネッサンスの巨匠レオナルド・ダ・ヴィンチですが、こちらのシリーズは枝のラインに太さの違いを出すことと、細いほうの葉の色をブルーすることで、単純な表現ながらデザインに立体的な奥行きを感じさせています。
大胆で線の太いデザイン(コスモスなど)が多く見られる彼女ですが、一方サウナマグのような絵画的な作品を見るとデッサン力もあり、絵の基本的素養はかなりあったのではないかな、と思わせます。
単純で簡単の物こそ、実は基礎をどれくらいに積んできたかが問われる。絵の世界だけではなく、料理や会話、生活一般にも当てはまることなのではないでしょうか。シンプルが一番難しいですね。
ミタ
奥のケーキ、あせって焼きあがってすぐ、冷めないうちに型から出したら崩れてしまいました。
基礎がなっていません。
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