こんにちは。
昨日、夕方から強い風が吹いて何事かと思ったら、春一番だったそうですね。
こうやって暖かくなると、そろそろお出かけ気分も盛り上がってきます。
こちらは、ノルウェイStavangerflintの子供用の小さめなボウルです。ちょっと動物園にでも行って見たくなるデザインでしょ?
時代ははっきりとはしないのですが、Stavangerflintは70年代にFiggjoと合併したので、30年位前の商品ではないかと思います。
フィッギョにも通じる可愛いデザインも多く、結構フクヤ好みだったりするのです。
このボウルのデコレーターは分からないのですが、檻に入れられたヒョウ(チーター?)を囲んで動物たちがニヤニヤ笑っている、まるで絵本の1ページのようなイラスト。
赤-緑、青-黄と二組の反対色を組み合わせることで、生き生きとした子供らしい、元気な印象を作りだしています。特に中心のイラストでは、黄色を捕らわれたヒョウにだけ使うことで、視線がピッと主役に向けられ、それからじょじょに周りに目が行き、縁の鳥までの視線の広がりと共に物語が広がって行く仕組みとなっています。
平面のイラストなのに、不思議と奥行きを感じるのは、そんなところに有るのですね。
ボウルの中の食べ物が減っていくにつれて見えてくる、イラスト。
小さなお子さんなら、まず色の楽しさに心引かれ、それから真ん中のヒョウに、次に周りの動物たちを発見、やがて物語の世界に浸れるに違いない、素敵なデザインです。
えー、そして上の説明は、この食器を見つけたときの私の感想なのです。
家人にいつも感性が小さな子供並み、といわれている私ですから、保障します。
きっと、お子さんのお気に入りの食器になるでしょう。
そしてもし、常々感性が子供並みといわれている、しかも動物好きな方なら、大丈夫、あなたもきっとこのボウルを好きになりますよ。
ミタ