God Jul!(グッユール)
昨日スウェーデン大使館で行われたクリスマスバザーへ行ってきました。
主催はSWEA(Swedish Women’s Education Association, Inc.)で、バザーの売り上げは慈善団体へ寄付されるそうです。
入り口からすごい人で熱気あふれる中、まず目に入るのはスウェーデンの伝統工芸品やクリスマスの飾り付けを売っているコーナーです。
手編みの鍋つかみに惹かれつつ更に奥に入ると、グロッグ(glogg)というフルーツや砂糖の入ったホットワインのコーナーで、良い香りが漂っています。
もっと強いお酒がお好きなら、スナップス(snaps)も有ります。買うとその場でスウェーデン人のスタッフが歌う声にあわせて一緒に一気飲みです。
スタッフの人、顔が赤くなっていますね。いったい何杯飲んだのか・・・。
私はアルコールに弱いので、お酒コーナーはパスして、食べ物コーナーへ。
こちらはルッセブッレ(lussebullar)というクリスマスの時期に食べるサフラン入りのパンです。隣に添えてあるのはペッパーコッカー(peppakakor)というジンジャークッキー。
ルッセブッレにはいろいろな形があるのですが、私はせっかくだからルシア祭の定番の伝統的な形、ルッセカット(lussekatt)を選びました。これは”悪魔のねこ”という意味だそうです。ほんのり甘くてサフランの香りが良く、美味しいパンでした。
ルッセブッレのお皿の隣にあるのは、「とってもヘルシーよ!薄く切ってチーズやハムを乗せて食べると、ホント美味しいんだから!」と顔前15cmくらいで話す、ものすごい迫力のセールストークに押されて購入したライ麦パンとチョコケーキ。
パンはまだ食べていませんが、ケーキは甘すぎずとっても美味しかったです。
さて、ルシア祭とは北欧で行われる、光の聖女、聖ルシアにちなんだ冬至のお祭りです。
12月13日にルシアに選ばれた女性がろうそくを頭に飾り、ろうそくを手にしたお供と行列をし歌を歌い、これからやってくる春を祝います。
そして、このバザーの一番の目玉が子供たちによる”ルシアの行列”です。
スウェーデンならではのクリスマスの雰囲気を堪能しました。
ミタ