春の喜びPrimavera

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こんにちは。
今日、東京は晴天の土曜日です。桜も咲き始め、散歩にはちょうどいい、と思っていたら夕方には寒くなるとか。三寒四温という言葉がありますが、春はゆっくりと近づいて来るようです。
先月、スウェーデンのヨーテボリで、いつも布を探してくれるエヴァさんに会いました。

前日まで晴れて比較的暖か(といっても5度以下でしたが)だったのですが、この日は急に雪が降り、ほんの30分ほどでたちまち街は雪景色へと姿を変えました。

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あっという間に雪が積もりだしたので、車の下にはまだ雪が無いのが分かりますか?東京と違って地面に落ちた雪がすぐに溶けないのですね。
エヴァさんが「昨日までは晴れていたのに。典型的なスウェーデンの天気ね」と言うので「日本では三寒四温といいますよ」と答えると「スウェーデンは三寒三雪一温よ」と笑っていました。
そんな冬が長い北欧では、さぞかし春は心待ちの季節なのでしょう。葉が茂り花が咲き始めると、白と黒ばかりの雪景色とは一変して、美しい色が自然の中に溢れてきます。その色の変化は、東京に住んでいる私には想像も出来ないような喜びをもたらすのでしょうね。
写真はフィンランド、アラビア社製のプレートです。製造年は1967年から1974年。単純な形の花がラフなタッチで楽しげに踊っているよう。花びらは塗りつぶさずに白い余白を残し、軽快な雰囲気を強調しています。
なによりも素敵なのはその色です。花というのに、まるで若葉のような瑞々しい透明感のある黄緑色はいかにも早春の様子です。このシリーズの名は「Primavera」、イタリア語で「春」というのも頷けますね。春の喜びを全身で表現しているような楽しく、軽快なパターンのシリーズです。
大きめサイズなので、普段の食卓はもちろんですが、おもてなしでも活躍するでしょう。柄が端にあるので中央に盛り付けても隠れることは無く、目でも楽しむことが出来ます。春のうちにサイトにアップできると思います。

さて、Primaveraといえば、同じフィンランドのIittalaとMarimekkoで作った食器のシリーズがありますね。元々はマリメッコの代表的デザイナー、マイヤ・イソラが1972年にデザインしたテキスタイル用のパターンを2005年に期間限定で食器に転用したもの。それを更に2010年の夏限定で再復刻したのは記憶に新しいところです。
ところで先月の買い付け中に地元スーパー「K-market」で、こんな光景に出会いました。

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なんと、そのPrimaveraシリーズが半額!!
K-marketの会員限定・期間限定ということですが、まさかの再復刻。余程人気のあるデザインなのか。いやはや、フィンランドの人が羨ましいわ。

ミタ

オレンジはどうして無いのかな?

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