おはようございます。
南米風の写真ですが、どれも、正真正銘北欧の製品です。奥のデキャンターは、1960年代のフィンランド、アラビア社製。手前は、本日アップ予定のスウェーデン製です。
→Arabia Tarina デキャンターはこちらからどうぞ。
手前のラマと思われる動物はスウェーデンの陶芸家、Karl Erik Iwar(1920年-2006年)の作品。とても若い、10代のときからスウェーデンのUpsala-Ekebyで研修した後に、数ヶ所の陶芸工房を経て、1953年に独立し、自分の工房で作品を作った人です。
Iwarの生まれた1920年と言えば、大正時代です。同じくらいの年に生まれた祖父が、丁稚奉公として福岡から大阪に働きに出たのが、もっと幼い、12歳のときと言うから、当時はスウェーデンでも10代で働くなんて当たり前だったのかもしれませんね。
交通手段が船と電車しかない時代、九州から大阪までの移動は丸1日はかかったのではないでしょうか。幼い祖父には故郷は遥か遠く、夜になると親を思って泣いたこともあると聞きました。
さて、21世紀の現代、私たちは同じ移動時間で地球の裏側、南米まで行くことが出来るようになりました。
実は、今回の春の買い付けは、北欧に行く前に、南米に立ち寄る予定です。と、いうよりも、たまたま南米に行く機会があったので、日本を離れるついでに、帰りは北欧で買いつけもしてしまう、の方が正確かも。
更に、どうせ南米から北欧に移動するならば、途中下車して、イギリスの姉や、他のヨーロッパの知り合いにも会おうかしら、そうそう、行った事が無いギリシャにも行きたいな・・・と計画したところ、なんと全行程・・・
40日間の旅
になりました。
こんなに長い旅は、5週間かけて家人とヨーロッパの西の端アイルランドから、東の端トルコまで横断した以来です。これはMBA(経営管理学修士)の勉強で留学中の家人と共に、アイルランドに滞在していた時の話。
この写真はその旅でハンガリーの由美さんのおうちに泊めてもらったときに、ベランダで撮ったものです。このリュック一つで、だんだん寒くなる秋のヨーロッパを5週間旅をしました。
1週間の旅でも5週間の旅でも荷物の量は同じと思っていましたが、日にちの経過と共に気温が下がるのは計算外でした(バカ?)。これ以上寒くなると何か買い足さなければダメかも、というギリギリで暖かいクロアチアに入ることが出来たのを覚えています。
ちなみに、二人ともフード付きの上着なのは、フードを傘代わりにするためです。そのため、私は自分のフードの縁に紐を通し、絞って固定できるように縫い直しました。
けれども、もう前回の様に、宿を現地に着いてから探すのも、様々な国の人たちと風呂・台所共有なのも、ネットカフェで配置が違うキーボード(ÄやらŐやらがあるから)に戸惑いながら、次の移動手段を探るのも、年とともに私たちはいささか疲れてしまうようになってしまいました。
なので、今回はちゃんと予約したホテルに宿泊し、用意された朝食を食べ、現地発着のガイド付きツアーに参加し、トランクに着替えを詰め、貴重品は腹巻でなくセキュリティボックスに入れ、雨が降れば傘を差すような旅を予定しています。
予定では4月24日出発で、6月の頭に帰国します。その間のサイトをどうするかは、まだ考え中です。何せ、他にスタッフがいないので。更に南米のネット環境やセキュリティ環境が分からないので、一時的に閉めるかもしれません。
また、これについては近くなったらお知らせしますね。
ミタ
..
祖父の奉公先では一番下の丁稚は土間で漬物とご飯。番頭は板の間。一方、一段高い所に座った主人一家は、すき焼きを食べていたとか。まさか数十年後に、そのすき焼き娘(こいさん)と結婚をして跡を継ぐとは、当時の祖父は思ってもいなかったのです。
今日は何だか情報が盛り沢山ですな(*^_^*)
ラマ可愛い・・・
そんなに長く度に出られるのも羨ましいというか大変そうというか。
でも、写真のショートカットのミタ様も可愛い(^_-)-☆
お爺様のお話は、ドラマに出来そうですね!
もしサイトお休みされるとしたら寂しいですが、その分後でお土産話も沢山楽しめそうだから我慢?します。
>>★ツカッチ★さま
ラマ可愛いでしょう!
しかも、とある事情で格安になっています。お楽しみになさってくださいね。
出不精なのに旅好きなんです。同じく旅好きの人と結婚してから、拍車がかかってしまって、支出の優先が旅になっていた時期もありました。もしかして、今もそうかも。
夫婦での世界旅。
うらやましい限りです。
一生の思い出になるねー
>>euronママ店長さま
ふふ。いつもそう言ってくれますねー。その言葉を聞くたびにeuronママ店長さんはご主人と仲がいいのねー、と思っています。中には夫婦で旅行なんて、絶対に嫌、という人もいるのですよー。
「40日間ナナメガケ世界一周」はナカナカ魅力的ですね。きっと「南米周りの北欧買い付け」には新鮮な目線が生まれているかもしれませんね。楽しみです。(北欧ショッピングサイトの似たり寄ったりに軽~い一石を♪・・・独りごと、独りごと。)
>>k7さま
あ、いま、石が当たってちょっとドキッとしました・・・。
南米には北欧と全く違う色彩と感覚が溢れていると思います。初めての南米は、とても楽しみです。では、アディオス!
え、かすったの?おかしいな。
私の好きな「ミタ目線」が南米の原色と手仕事に出会ってどうなるのかちょっとワクワクしておるのです♪アディオス!
>>k7さま
先日も雑誌の編集の方に「独特の物の見方を何かの形で発表しませんか」と言われました(そしてそれっきり)。そうなんですか、ミタ目線ですか。
頑張ります!アディオス!
南米から北欧、途中下車してイギリス
すごい途中下車です!
40日は長旅ですね~。
営業部長はお留守番ですね。
お帰りになる頃は梅雨入りしてるかな?
どうぞお気を付けて。ってまだ早いか(笑)
(軽~い一石を♪とおっしゃりたくなるお気持ち、
ちょっとわかりますよぉ
でも中には現行品ですが『こんな酷いものを通販で売るなよ~』と
言いたくなった店もあるので、似たり寄ったりではないと思いますよ。
特にFukuyaさんは。(^^))
>>tabiくまさま
こんにちは!tabiくまさまも、確か旅がお好きでしたよね?(ですよね?)
ここ数年、春秋に買い付けに出ているので、日本の一番いい時期を逃しています。それが残念~。
tabiくまさかまらの一石も受けました。ぶれないように、しっかりします。
旅は好きなのですが、残念ながら最近トンと。
その代わり?に近所で知らなかったスポットなんかを巡っています。
灯台下暗しで知らない事が意外に多くて驚きます。
ちょっとした愚痴まで受け取って下さるとは、さすがミタ様!旅のお土産(話も)を楽しみに首を長~くして待っておりますよぉ。
>>tabiくまさま
近所スポット巡り楽しそうですね!いつもと違う道を通るだけで新しい発見がありそう。私もいつも使うバス停の、もっと先には何があるのかなあ、思いつつ何年も経ってしまっています。反省。