一日早くなります。


おはようございます。
まず、最初に大切なお知らせから。

今週の新着アップは2月25日(水)です。

そして、26日、27日は臨時休業です。お間違えなく。
木曜日はパートの日で、いつも新着に乗り遅れ、忸怩たる思いを抱いていた皆様。今週は臨戦態勢でお望み下さい。
まだ何をアップするのか模索中なのですが、おそらく写真のポットはアップできると思います。まだ商品ページは作っていませんが。意気込みだけは、ありま・・・・。
さて、写真の背の高いコーヒーポットは、スウェーデンGustavsbergのPrimeur。1970年代にスティグ・リンドベリがデザインしたものです。背の低いティーポットはイギリス製。Sadlerというメーカーなのですが、詳しいことは分かりませんでした。小ぶりで使い易いサイズです。
色を合わせた手前のティーカップはデンマークBangholm製。この製品はしばしばデンマークで目にしていたのですが、今回初めて仕入れました。
暖かみのある陶器に手描きでラインが描かれていて、無国籍風の雰囲気がします。磁器と違って、陶土を使って低温で焼き上げる陶器は、手触りも優しく、素朴な印象があります。
こちらのBangholmは現在もショップを構え、製品を作り続けている、ということは、こちらのBangholmのサイトで確認できたのですが、サイトが全てデンマーク語。それだけなら、自動翻訳を使って、ある程度は理解できるのですが、文字が全部画像で全く太刀打ちできませんでした。
で、ダメ元でデンマークの取引先に「訳してくれないか」とメールしたところ、その日のうちに返信が来ました。先方も忙しいところありがたいです。
Bangholmは1930年創業の家族経営の陶器会社。創業者の息子のKnub Nilsenは陶芸家となりBangholmで働き、その子供たち3人も全員が陶芸家となったのだそう。会社は他の北欧諸国にも店を持つほど大きくなりましたが、1990年に跡を継いだ娘のIbenは規模を縮小して、大量生産品をやめることにしたのだとか。今はデンマークのEbeltoftという街で、自分の作ったものだけを販売するお店を一軒持っているだけということです。
規模を拡大するのではなく、縮小して自分の作ったものだけを販売する。Ibenという女性は、経営者一家に生まれたにもかかわらず、もっと作家性の強いキャラクターなのでしょうね。もっとも子供たち全員が陶芸家になっているところを見ると、Nilsen家の家庭環境はそういった創造性を育てるような雰囲気だったのかもしれません。
彼女の写真がサイトにありました。飾り気の無い素朴で優しげな表情です。日本の楽焼のテクニックを取り入れた作品は、日本の生活にも合いそうですね。まだ日本で紹介しているところは少なそうですが、これから、少し注目して集めたいと思っています。
ミタ

楽焼って京都の「楽家」が始まりなんですね!
追伸:こんなもの作ってみました。【Fukuya営業カレンダー】
上手く読み取れない場合は何度か試すと上手くいくこともある、そうです。

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