おはようございます。
今日は12月31日。2007年最後の日ですね。お正月を海外で過ごす方もいらっしゃるのでは?
ヨーロッパでは、お正月よりクリスマスの方が盛大なのですが、それでも新年の祝い方は国によって様々。家人がパリでは新年を迎えるときに人々が凱旋門の周りに集まり、誰彼と無くキスを交わすという噂があると言うのですが、本当でしょうか?(知っている方は教えてください)
2007年最後の今日は、そんなフレンチな香りのティーカップのご紹介。白い器に、淡いブルーと赤のラインが引かれた、フレンチ・トリコロールの配色です。
フランス製?と思いきや実はフィンランド・アラビア製なのですが、その名も”Bistro”と思いっきりフランス風。年代は比較的新しく、1980年以降のものです。
フィンランドのアンティークショップで目にしたとき、可愛いけれどフクヤのほかの商品と雰囲気が違うかな、と一旦却下。お店を一巡してもう一度見てみると、やっぱり魅かれる。一緒に置いてあるケーキプレートと合わせると、益々かわいい。
「う~ん」と考えて「好きなら・・・いいか」と、まずは2セット購入しました。
シンプルなのにかわいらしいく、”しゃれている”というちょっと古い言葉がふさわしい。懐かしいこの雰囲気をどこかで慣れ親しんだような?と記憶を探ってみると、20年以上前にフランス雑貨店めぐりをしていた、ずいぶん昔のことを思い出しました。
学校帰りに渋谷や原宿、代官山をぶらぶら歩きしていた、あの夏の日差しの強さまで鮮明に覚えているのに、もうこんなに年月が経っているなんてビックリですね。80年代は、矢の様に過ぎていった気がします。
このカップが発売された1980年代、オリーブ少女だったあなたへ。今日のような過ぎ去った年月を振り返る日に、こんなティーカップを取り出して、お母さんにもこんな時代が有ったのよ、と思い出してみてはいかがでしょうか。
Arabia製、おフランスな香りの Domino Bistro は来年1月販売予定です。
それでは皆様、良いお年をお迎えください。
ミタ