こんにちは。随分と間が空いてしましましたが、デンマークで過ごしたクリスマスの続きです。写真はコペンハーゲンの中央駅に飾られていた巨大クリスマスツリー。
25日には他にも色々あったのですが、とりあえず割愛します(すみません、いつか機会があれば…)。
25日の夜、ホテルの部屋からチボリ公園の花火がきれいに見えました。クリスマスだから打ち上げているのでしょうか。
翌26日のホテルの朝食ビュッフェ。買い付けの時は節約で安宿ばかりですが、今回は休暇も兼ねているので、ちょっといいところに泊まりました。
パンの種類が豊富です。
デンマークはデニッシュが有名で、実際とても美味しいのですが、穀物パンも本当に美味しい。スーパーマーケットに穀物パンブレンドが売られていたのを、重いのと、デンマーク語が読めないので、買って来なかったのを、今は薄っすらと後悔中(ちょっとだけね)。
この時期は雪が降る事はあまりない、と聞いていたのですが、クリスマス当日に少し降り、朝になっても残っていました。
ホテルの外のテーブルにも雪が積もっています。ちなみに、デンマークは室内禁煙と法で決まっているので、喫煙したい人ここで吸わなければいけません(なので灰皿が置かれています)。
北欧は室内が暖かいので、薄着のまま外で震えながらタバコを吸っている人をしばしば見ます。一度、扉の隙間から顔だけ出して吸っている人を見たときには、その必死さが可笑しくて。
クリスマスが終わるとセールが始まると聞いていたので、買い物する気満々で外に出たものの、街はまるでゴーストタウン…。
気温はマイナス1度。この温度計、下はマイナス20度まで、上は27度まで。冬はこれほど気温が下がることがあるのか、とおののく反面、夏でも25度を超すことって滅多に無いんだろうなあと思うと羨ましいです。
市庁舎前も人気がありません。お店はどこもまだクリスマス休暇で閉まっています。23日の喧騒が嘘の様です。
市庁舎前の広場の彫像には寒そうな鳩が羽を休めていました。
大型店ならやっているかもと、デンマーク最大のデパートマガジン(Magasin)に行くも、オープンは27日からと張り紙が。しかも27日からセールですって!
どうやらクリスマス後のセールと言うのは、どこも27日からのようです。イルムも、ロイヤルコペンハーゲンも、ジェンセンも閉まっています。
仕方なくブラブラ歩いていると、古い教会の前に奈良の”せんとくん”のような彫像があったので、近づいてみました。懸垂幕に「教会じゃないよ」と英語で書かれていて、どうやらギャラリーのよう。やることが無いので入ってみようかと思ったら、ここも27日からでした。
開いているのは観光客が来るような場所だけです。そう、ここは観光のメッカ、チボリ公園。
唯一開いているチボリ公園に吸い寄せられるように、沢山の人が入って行きます。多くのクリスマスマーケットが23日に終了するのに対して、チボリ公園では1月までやっているとか。流石分かっていますね。
アメリエンボー宮殿に差し掛かったら偶然衛兵交代式に出くわしました。こういうお仕事はお休み無しです。もちろん、ここにも観光客が集まっていました。
そして、やはり観光のメッカ、ニューハウン。お店は閉まっていますが、かろうじてレストランは開いています。
折角なので、クリスマスの飲み物、ホットワイン(グロッギ)を。熱しているからアルコールが飛んでいると思いきや、案外強くて、お酒に弱い私は飲み終わるのにかなり時間がかかってしまいました(しかも残した)。
飛んだアルコールを足すためにウォッカを入れることもあるらしいですね。これに入っていたかどうかは分かりませんが…。
お役御免となって捨て置かれている樅の木をボケーと眺めながら、通り過ぎる人の声に耳を傾けると、英語、イタリア語、スペイン語などが聞こえてきます。こんな日にこんなところに居るのって観光客だけですよね(私も含めて)。
やることが無い、何にも無い、あまりにも無い…
しかし、私はどうしても午後まで時間をつぶす必要がありました。
ホテルは午前中にチェックアウトしてしまったし、そして…
この船のチェックイン時間が3時半だから。
と、余韻を持たせて、続く。
ミタ
お昼抜きですよ!その理由は続きに…。
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