去る7月26日にお台場にてトークイベント「北欧ぷちとりっぷ vol.3」が開催されました。今回も過去2回に引き続き、北欧ライターの森さん、ノルウェー夢ネットの青木さんと共にプレゼンをさせていただきました。
なお、これからお見せする写真のいくつかは、聴衆として参加して下さった手芸作家「しずく堂」さんに提供していただきました(キャプションあり)。ありがとうございました。
この日も大変な猛暑でしたが、会場には前売りと当日合わせて約100名のお客様がいらっしゃってくださいました。ありがたい事です。
また、今回も珈琲香坊さんにご協力いただき、フクヤのオリジナルコーヒー「白樺」を先着50名の方にプレゼントさせていただきました。
トーク前には北欧雑貨のお買い物も出来るので、開場と同時に沢山の方がご入場されました。
こちらは森さんのお店「Sticka」です。ご自身の著書と、主に布を販売。
いつもお世話になっている、北欧食品専門店の「アクアビットジャパン」さん。食品だけでなく、北欧雑貨もいろいろと揃っています。
北欧アクセサリーの「コルヤマトカ」さん。ヘイニ・リータフフタさんの一点ものアクササリーと、アイスランドのジュエリーを持ってきてくれました。
初参加の「ウュクシ」さん。フィンランドのデザイナーによるユニークで愛らしい雑貨が沢山並びます。
フクヤからはビンテージの食器やオリジナルキッチンワイプ、スウェーデンのペンダントなどを並べました。
会場はレストラン形式なのですが、いつものメニューに加え、この日だけの特別メニューも!北欧の味、ミートボールにリンゴンベリージャム添えと、薫々堂さんの本格シナモンロールです。
*薫々堂さんシナモンロールの秘話についてはこちらを→シナモンロール会議
イベントの最初は青木さんによる、ノルウェーの憲法記念日のパレードの様子。今年は特に200周年ということでいつもより派手に盛り上がったそうです。
そしてなぜか北欧の猫のお話へ。
実はイベントにあたって募集した質問のうちの一つ、この「北欧の猫で一番多い毛柄は?」に対する回答用だったのですが、森さんも私も猫が好きなもので、写真を紹介しているうちに我を忘れるのめり混みよう。質問に答えるのを忘れるところでした。
続いて青木さんのプレゼン「ノルウェー人度テスト」。北欧に行った事のある方なら「あるある」と笑え、行った事の無い方は「ええ!」と驚いたかも。
特に多くの人が驚いた「車内での飲食」。私は他の北欧(デンマーク、スウェーデン、フィンランド)では見たことがないのですよね。ノルウェーならではなのか、たまたま見たことが無いだけなのか。次回の北欧では気を付けて観察してきます。
私からはスウェーデンのロールストランドのデザイナーに関する話を。取り上げたのはマリアンヌ・ウエストマンとシルヴィア・レウショビウスでした。
ウエストマンは有名ですが、レウショビウスは一部コレクターの方を除いて、あまり知られてい無い気がします。これからどんどん評価が高まる方だと思いますので、是非彼女の作品に注目してくださいね。
プレゼンの最後は森さんによる北欧B級グルメ。
私の心をつかんだのは、毒キノコの話。フィンランドではこの毒キノコを特殊な処理で無毒化して食べるのだとか。そんなまでして食べなくても他に美味しいキノコが沢山あるだろうに、という思いと、生えている時のキノコの姿がいかにも毒を持っていそうで、なぜこれを食べる気になったのか、という疑問が渦巻くのですよ。
次は毎回盛り上がる「北欧男子コーナー」。今回はデンマークの建築家Jens(イェンス)さんに来ていただきました。
イェンスさんから北欧各国のイメージなど北欧にまつわるお話を伺いましたが、とても話好きで楽しく、自ら「デンマーク人は明るくハッピー。なんといっても幸福度世界一だしね」と語る通りのキャラクター。
日本に来たきっかけというのが、日本滞在中に現在の奥さまと知り合い、恋に落ち、移住を決意して、人生がすっかり変わったって…
のろけですね!
最後は恒例の「北欧検定」。
自分のプレゼンよりも力を入れてくれる青木さんの渾身の問題作りのお蔭で大変な盛り上がりでした。
ご参加のみなさまどうもありがとうございました。まだまだ至らないところが多いですが、少しでも発見や喜びがあったのならとても嬉しいです。
ミタ
このイベントにあたって様々な協力をして下さった友人や知人などにこの場を借りてお礼申し上げます。壇上に上がるのは私たち数人ですが、そのために多くの方の協力がありました。また、今回はスウェーデンのロールストランド博物館マネージャーのインゲルさんから頂いたアドバイスは大変に助けになりました。この場を借りてお礼を申し上げます。
フクヤのオリジナルコーヒー。北欧のシーンに合わせて選ぶ3つのブレンド。