昨日、家人と六本木の北欧料理レストラン「リラ・ダーラナ」へ行きました。
国内での北欧レストランは外苑前のアクアビット、赤坂のストックホルムに続いて3件目です。アクアビットの話は以前このフクヤ通信で書きましたが、ストックホルムについては書いていなかったですね。どうしてだっけと記憶を遡ったら、一緒に行ったスウェーデン料理講師のハナトモさんのブログが完璧で、書く気を失ったのだった。
「アクアビット」の話は下記リンク先からどうぞ。
→外苑前アクアビットで北欧料理
「ストックホルム」の話は流石のハナトモさんブログをどうぞ。
→いざ、ストックホルムへ
さて、話はリラ・ダーラナに戻ります。場所は六本木の1B出口を出てすぐ。小雨が降る寒い日でしたが、傘が不要な程の至近距離。1階がスペインレストランで、2階が北欧レストランという、欧州南北対決の組み合わせ。
店内は思ったよりも狭く、各テーブルも小さ目。壁や棚には所狭しと北欧の飾り皿やタペストリー、ダーラナホースを始めとした置物で埋められていてごちゃごちゃしているのですが、かえって家庭的で寛いだ雰囲気を演出しています。
一皿目は「北欧前菜盛り合わせ」。3種類のニシン酢漬けとサーモン、クネッケブロートにチーズ。
二皿目は「アボカドのムース グリーンランド産小エビ飾り」。パリッとしたキュウリ、プリッとした小エビ、滑らかなアボカドムースの食感のコントラストが楽しめます。
メインは家人が「仔鹿のロースト ポートワインソース」。
私のメインは「北欧風仔牛のカツレツ ブルーチーズ詰め」。ブルーチーズはずっと苦手だったのですが、ノルウェーでノルウェー産を食べてから、少し好きになりました。
溶けたブルーチーズをカンタレラソースと絡め仔牛と一緒に口に運ぶと、独特の風味が広がり、お肉とよく合っています。ブルーチーズが更に好きになったかも。
デザートはこの期間限定、スウェーデンのイースターの時期のお菓子「セムラ」。お腹いっぱいなのと、実は生クリームがあまり得意でないので迷ったのですが、今だけの言葉に押されてオーダー。
スウェーデンで頂いたのと違って小ぶりなサイズで、一安心。生クリームも軽く、とても美味しく頂きました。
そういえば、入口の看板にもセムラのメニューがありました。今思えばダーラナホースの頭の羽は、北欧のイースター飾りですね。
まだまだ寒いけれど、春はもうすぐ来るのでしょう。
お会計を済ませ、外に出ると冷たい雨に身が縮みます。「私たちの結婚式のときって、こんなに寒かったっけ?」と家人に尋ねると「うーん、そういえばあんまり寒くなかったよね」「今年は寒いねえ」と話しながら帰途につきました。
はい、実は結婚記念日のディナーだったのです(正確には3月1日ではありませんが)。
ミタ
写真にはありませんが、自家製パンがとても美味しく、お代りをしました。で、本当の結婚記念日は2月29日です。