夏休み自由研究『簡易版デンマークのライ麦パン作り』

こんにちは。今日のお昼はデンマーク風オープンサンド、 Smørrebrød(スモーブロー)でした 。

主役は具ではなく、下のパンです。

今週は新着のアップと週末のお店オープンをお休みしました。たった1回お休みするだけで、ものすごい時間に余裕が出来、夏休みの工作として買ったまま放置していた布で服を3着縫い(さらに1着縫う予定)、懸念だった黒パン(ライ麦パン)作りに手を付けました。

著書『北欧 食べるつくるかわいいと暮らす』では、巻末にSmørrebrød(スモーブロー)のレシピを掲載しました。本場スモーブローに黒パンは欠かせないのですが、本では買って用意してくださいとしか書けず、でも黒パンって簡単には売っていないよね、と知っているのでもどかしくもありました。

自宅で作られればいいのですが、黒パンはイーストではなく、サワー種と呼ばれる発酵種を起こすところから始まり、この種を作るのに数日かかるし、繰り返し焼くのでなければ、余った種を持て余してしまうのは目に見えていて、なかなかハードルが高い。

イーストを使ってハードルを下げた“なんちゃって”黒パン(ライ麦パン)を作れないかしら、との考えが浮かんだので、研究することにしました。まずはGoogle翻訳を使い、デンマーク語“Rugbrød uden surdej(サワー種なしライ麦パン)”で検索すると選びきれない程沢山のレシピが出てきました。

デンマーク人も考えることは同じなのですね。それぞれに様々なアイデアがあり、サワー種の代わりにバターミルクを使ったり、ビールを入れたりと、そうは言ってもハードルが高めだったりして。

いくつかのレシピを比べながら、手に入りやすい材料を使っているもの、行程が簡単なものをピックアップして、いいとこ取りしながらレシピを混ぜることにしました。

どのレシピも分量が多かったので、パウンド型1本分になるように、そしてキリのいい数字に計算し直し。生イーストをドライに、さらに<ヒマワリの種●g、 亜麻仁●g、ライ麦粒●g、ゴマ●g>などと指定してある混ぜ物類を市販のシードミックスに置き換えてみました。

書いた人にしか分からないメモ書き

レシピ(仮)が出来たので材料を揃えます。左からライ麦粉、シードミックス、全粒粉、強力粉。シードミックスは自由が丘のクオカで買いました。クオカを持っている富澤商店のオリジナルで、ネットで購入もできます(下にamazonのリンクを貼りました)。

北欧料理研究家の佐々木さん が、ライ麦クイックブレッドのキットをお店まで持って来て下さったので、これ幸いとアドバイスをもらい、第1弾が焼き上がりました。

心配していたけれど、美味しい!美味しいけれど、型から抜けない!困った!

型に対して、分量が多かったのを無理やりギュウギュウに詰めたのが原因かも。型にしっかり油を塗らなかったのが原因なのかも。実際のところは分かりませんが、次は全体分量を減らして再チャレンジします!

乞うご期待!

ミタ

佐々木さんに頂いたキットで焼いたパンは美味しく、あっという間に食べきってしまったので、写真がありません…。ごちそうさまでした。

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