こんにちは。スウェーデンは美しい初夏の光景です。
フィンランドに比べると緑が多く、今年はスウェーデンも冬が長いとは聞いていましたが、少しはフィンランドよりも暖かかったのかも知れません。
今日はマルメ郊外のディーラーさんのお宅へ。半年ぶりに再会した猫のフィリオクスくん。少し大きくなりましたが、1歳そこそこだからかまだ幼さが顔に残っています。
ここでは、花瓶などインテリア系を多めにこんな感じで買い付け。
リサ・ラーソンの象のポット。
そのあと、他のお店で少しばかり落穂拾いも。こうやって並べると色味が似ているな。
さて、スーパーマーケットで撮ったスウェーデンらしいパッケージ写真を少しご紹介。
スウェーデンのスーパーや生活用品の店では必ずあるのではないかと思う、Solstickanのマッチ箱。
Solstickanは子供を支援する慈善団体で、マッチの収益はそのために使われています。箱のイラストを手がけたのはイラストレーターのEinar Nerman。自身の子供をモデルに描いています。
Solstickanの創業は1936年ですので、このデザインもその頃のもの。約80年前に描かれました。
この印象的な目のイラストは通称「ココアアイズ」。1956年、スウェーデンのチョコレートメーカー「マゼッティ」は新しいロゴを公募。そのとき採用されたオーレ・エクセルによるデザインです。
詳しくは2011年のフクヤ通信もどうぞ→「ココアアイズとスウェーデン語教室」
1956年と言うことは、こちらは約60年前から使われています。
最後は、スウェーデンのスーパーマーケットICA(イッカ)のプライベートブランドのマヨネーズ。
ICAはこのマヨネーズに限らず、自社ブランドのパッケージにセンスにいいものが目につきます。このデザインがいつからかは知りませんが、何十年も前ではないでしょう。
こうやって新旧のデザインを並べて、同時代に作られたと嘘を聞かされても「そうかな」と思ってしまうかも知れません。実際この3つは同じ日に同じスーパーで並んでいましたが、違和感は感じません。優れたデザインが時代を超える良い例ですね。
ミタ
おまけ。
ICAではなく、COOPの駐車場にあった電気自動車用充電器(あるいは冬にバッテリーが上がった時用電源か?)。このマークもなかなか良いです。
こんにちは。買い付けの商品の画像の中にすごく欲しい物があるのですが…購入できますでしょうか?どうぞよろしくお願い致します。