フィンランドの森の宿

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こんにちは、ただいま買い付けのためフィンランド滞在中です。
この写真は今朝の5時ごろに撮った宿からの光景。今年は冬が長く寒かったので、5月といえどもまだ秋のような光景です。去年の今頃の買い付けは新緑が瑞々しく、白樺の花咲く初夏の趣だったのに。

ヘルシンキから車で30分ほど。この細道を行った先が今回の宿泊場所。織物作家エリナさんの離れのスタジオです。スタジオといっても、大きな織り機が置かれている以外は、キッチンにトイレとシャワー、それにサウナまであり、滞在するには充分すぎるほど。

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どこまでが庭なんだか森なんだか分からない広々とした敷地には、小鳥の声が響き、すがすがしい朝を迎えられます。

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無造作に積んだ薪と壊れた椅子も

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いつから置かれているのか分からないバケツすら絵になる森のマジック。

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宿には母子の猫が住んでいて、気の向くままウロウロと歩いています。随分と人懐こく、庭を散策しているとどこからともなく現れて、足に体を擦り付けてくるので、かわいくてなりません。

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さて、猫と遊んでばかりでなく、昨日、今日と買い付けもしてきました。

昨日はいつものオーナーさんのお店でこれと、更に別のテーブルにも並ぶくらい買い付けて、

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オープンサンドとベリーのケーキをご馳走になりました。ベリーはオーナーさんが森で摘んだものを使っています。

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明日は昇天祭で郵便局が閉まっているため、今日は早朝から昨日の分の梱包を6箱済ませ、発送ついでにヘルシンキ市内でちょこちょこっと足し。

そのため、今日はあまり沢山は買い付けなかったのですが、面白いものがありました。

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エステリ・トムラがアラビアにおける晩年期に手がけたBotanicaシリーズ。フクヤでは時代的に少し新しいので扱ったことはないのですが、細密な植物画が人気のシリーズです。飾り皿は良く見るのですが、今回初めてマグを見ました。
マグがあったなんて知らなかった、驚いた。
あんまり驚いたので、買い付けました。3種類のベリーが描かれています。珍しいコレクションにいかがですか?

ミタ

やっぱり北欧の猫はふわふわ。

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