欧州パンダ旅行2国目オランダ3日目前編に続いて後編です。前編は下記からご覧ください。
2024年5月22日
さて、前編に書いた通りランチにパンケーキを食べ、花市場を巡って国立美術館に戻る途中で大きなチーズの塊を展示しているチーズ専門店の前を通りました。子どもの時に大好きだった絵本「カロリーヌのせかいのたび」のオランダの場面を思い出します。
また、オランダの陶器、デルフト焼きを並べているお店もあり、オランダらしさを味わいながらの道のり。
そして再び国立美術館(写真も前編の使いまわし)。
かの有名なレンブラントの『夜警』。観ている人の数もここが一番多い。で、えっと…額が…ない?仮枠…?
知らなかったのですが『夜警』は現在修復中。修復しながら展示しているそうです。そうですよね、何年もかかる修復中に目当てに来る観光客を逃すわけにはいきませんもの。
そして、フェルメールの『牛乳を注ぐ女』。フェルメールの作品は過去にもいくつか観ましたが、どれも意外と小さいのですよね。この作品も45.5x41cmと小さめ。
他にも多くの作品を鑑賞して、ミュージアムショップも覗いて、疲れたのでお茶にしようと外に出て最初に目に入ったカフェで休憩。
美味しいケーキとコーヒーで英気を養って再び散策。これは運河に浮かぶボートハウス(居住型の船)です。かつては地上に住めない貧しい人たちの家替わりだったのが、今や憧れの高級住宅になっているそう。
『アンネの日記』の作者アンネ・フランクが隠れていたアンネの家を外から見学。こちらも当日長蛇の列に並んでチケットを取るか、予め予約しないと入場が難しい人気観光スポットです。
1階部分は改装され、当時の面影は残っていませんが、内部は保存されているとのこと。チケットは取っていず、並ぶ元気もないので入りませんでした。
オランダ名物ストロープワッフルをしずく堂さんとシェア。ストロープワッフルは薄焼きのワッフルにキャラメルを挟んだお菓子。チョコレートでコーティングしてクッキーやマシュマロなどをまぶしたタイプもあったのですが、激甘に激甘オン!はとても食べられる気がしないのでプレーンを選択。それでも甘かったなー。コーヒーなど飲み物と一緒がいいみたい。
私は写真を撮っていないのですが、この後でしずく堂さんの希望で毛糸屋さんへ。店員さん同士が英語で話していたので、いろんな国の人が働いているのかも。オランダ人は北欧人と同じく英語が堪能なことで知られています。
そして、とりあえず名所は押さえておこうとダム広場をブラブラ。
ダム広場にある戦没者慰霊塔(Nationaal Monument)。
戦没者慰霊塔のお茶目な像。
この後、ダム広場近くでオランダ料理の夕食を、と思っていたのですがあまりお腹が空いていず、レストランの料理は分量が多く食べきれない気がしたので、結局スーパーのサラダバーを買って夕食にしました。北欧でもしばしばお世話になるサラダバーですが、北欧と違ってサーモンやエビはありませんでした。
夫と旅行に行くと、食べ切れない分は彼が食べてくれるのですが、女二人旅だと難しいですね。でも、コロッケ、パンケーキ、ストロープワッフルと名物はとりあえず食べたので満足。
ああ、まだありましたね。
ニシンの塩漬け「マーチェス」。
ちょっと苦手なのでパスしました。さて、翌日はオランダを離れてベルギーに移動する日。旅は続きます。
続く。