2024年5月22日
オランダ2日目はアート巡りの日です。長いので前半と後半に分けて書きます。
朝一番に向かったのはゴッホ美術館。オランダを代表する画家のひとりです。20年前は並ばずに当日チケットで入れたのですが、今は時間制でで入場を区切っていて、数週間前には予約しないと入れない可能性があります。ここのチケットは3週間ほど前に予約していました。
早めに到着し、入場を待つ列に並んでいると、後ろのオランダ人(?)がアメリカ人観光客に、自分は弁護士でデンマークで数年働いたのでデンマークからも年金をもらっているんだと説明していて、ついつい耳をそばだててしまう。以前フィンランドで会った日本人が、自分は何年かフィンランドで働き、日本よりもフィンランドの年金の方が多いからリタイア後に移住したと説明していたのを思い出し…まあそんな話はどうでもいいか。
さてさて、展示入り口は半地下に作られ、明るく開放感あふれるデザイン。
作品の写真は撮り放題。ゴッホが数多く描いた自画像、浮世絵の模写、ゴッホが大好きだったゴーギャンの作品。カメラの時代はフラッシュが絵を傷つけるからとどこの美術館も撮影禁止だったのですが、スマホの時代になってからは多くの美術館が撮影自由になりましたね。
ゴッホの作品の中で世界で一番有名『ひまわり』は特別扱い。
ゴッホ美術館を堪能したあとは隣接している国立美術館へ。こちらも予約しないと入場できないのですが、なにせこの旅の目的がパンダなので、悪天候で予定した日に動物園に行けないケースを想定し、スケジュールに融通が利くように予約していませんでした。
係員に尋ねると、チケット売り場に並んで取るか、ネットで予約してと説明されたので、その場でスマホでチケット予約。この旅で初日から最終日まで、入場券や交通チケットの取得、突然変わる交通タイムテーブル、目的地へのアクセスや翻訳などスマホの恩恵に授かる場面が多く、スマホを使えない人は何倍も大変だろうなとつくづく思いました。
さて、直近のチケットは45分後だったかな?中途半端に間が空いていたので、あえて数時間後の13時15分に予約。この間に散策とランチにすることに。ランチは予定通りオランダ名物パンケーキにしました。
沢山お店がある中で、予め調べておいた美術館から徒歩圏で評判のいいThe Pancake Clubへ。人気の店ですがオープンと同時に入ったので待つことはありませんでした。
ハム&チーズを一つ、バナナ&いちごを選んでシェアしました。
運河沿いの雰囲気のいいお店で、接客の感じも良かったです。
ランチの後は、オランダ名物の花市場を見学。
花だけでなく、種や球根も買えますが、残念ながら法で禁止されているので日本には持ち帰れません。なので見るだけ。
さて、長くなったので散歩の続きと国立美術館は後編へ続く。