関西北欧巡りで自著を見つけた話×2とイベントのお知らせ

香川県の東山魁夷せとうち美術館で開催中の『魁夷が旅した北欧の風景と、暮らしのデザイン』展へ行ってきました。

現在開催中で、会期は11月5日まで。この展示は『古き町にて―北欧紀行』のリトグラフをメインに魁夷による北欧の絵が選ばれています。館内は撮影禁止なので写真はありませんが、やっぱり素晴らしい。

実は魁夷の北欧の絵を見たのは初めてではありません。2018年に東京富士美術館で何枚か観ています。

今回はその時の展示より点数が多いだけでなく、絵に合わせて当時の日用品、いわゆるビンテージも展示されているのが、香川県まで行こうと思った動機(神戸から車で2時間ほどでした)。展示されているのは瀬戸内海歴史民俗資料館が所有しているもの。JETROが50年代、60年代に世界中から収集した日用品2万点の一部だそう。小さな美術館ですので多くの作品はありませんが、密度は濃いので、観光ついでに行くにはちょうどいいかも。

そう、ついでに観光してきました。まずはうどん。

そして金毘羅遇参り。

金毘羅宮の近くに『北欧珈琲店 クララ』なるカフェを発見。そりゃあ、行くでしょう。

オレンジチーズケーキを頼んだら、アイスクリームとクッキーも付いてきました。ボリュームたっぷりで美味しい。

ふと見ると、私の著書『北欧 食べる、つくる、かわいいと暮らす』が!

嬉しくなって、店主さんに「私の本です」と伝えて、偽物と思われては困るので名刺をお渡ししました。店主さんと色々話が出来て楽しかった。思いがけない北欧探し旅の〆でした。

と、自著に出会った話はそれにとどまらず。翌々日、千葉に住む友人のねんねんさんが兵庫の実家に帰るついでにと、神戸で待ち合わせてました。目的地は兵庫区の「北の椅子と」。電車で元町から西に行ったことがなく、兵庫区は初めて。思っていたより近く30分ほどだったかな。駅から10分弱歩いて倉庫を改装したお店に到着。

北の椅子とさんは店名から想像できる通り、北欧のビンテージ家具を扱っているお店です。実店舗にはカフェも併設されているので、そこでランチを食べようという計画。

店内には天井までビンテージの家具がびっしり。

2階に行くと家具だけでなく、食器や雑貨も置かれていて、北欧のビンテージ店を彷彿とさせる。

と、その雑貨の中にまたしても、私の著書『北欧 食べる、つくる、かわいいと暮らす』が!

嬉しいなあ。記念写真を撮って(↑これですね)カフェへ。ビンテージの家具を配置して、食器も北欧のビンテージ。天井が高く、とっても雰囲気のいいカフェです。

ホットサンドのランチにデザートを付けました。デザートはスウェーデンのトスカカーカでした。なんでもスタッフのお母さまが作ったのを食べ、美味しかったのでメニューに加えたとか。

店内で気持ちのいい音楽が流れていたので、演奏中のCDを確認するとGöran Månsson(ヨーラン・モンソン)さん!日本では『ハヴェロ村に伝わる結婚行進曲』のタイトルで販売されていました。

つい10日ほど前まで来日して全国ツアーをしてらっしゃいました。なんという偶然。ヨーランさんの奥様は日本人の康子さん。康子さんは11月12日に梅田阪神の北欧フェアでトークをされます。ちなみに、私も10日にイラストレーターのナシエさんとトークをします。こちらもよろしく。梅田阪神の北欧フェアのトークについては下記リンク先からご覧くださいね。

阪神の北欧フェア2023 TALKSHOW&LIVE

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