サンナさんの素敵なお宅でランチ会(森でハーブ摘み編)

5月の北欧旅行のレポートです。前回宣言した通り、この旅行のレポートは時系列でなく、書きたいことから書いていきますね。

第1回目は、スウェーデンのフードスタイリスト、サンナ・リードグレンさん(Sanna Fyring Liedgren)の家でのランチ会に参加したお話し。

実はサンナさんのランチ会への参加は夢でした。たまたま何年も前にairbnbで募集しているのを見つけたのですが、仕事でスウェーデンに行ってもストックホルムに行くことが無く、そうこうしているうちにコロナがあり、気が付くと募集が無くなっていました。

ただ、サンナさんのランチ会をコーディネートしているのが、スウェーデン在住の知人の明知さんだったので直接連絡を取って5月の旅行で参加できないか問い合わせたところ、サンナさんが開催して下さると返信がありました。問い合わせから返信まで随分と時間が経っていたので、もう諦めていたので大感激。早速しずく堂さんと、スウェーデンで合流するオルソン恵子さんと3人で参加を表明。

サンナさんは2018年にNHKで『サンナのすてきな北欧スタイル』のタイトルで暮らしぶりが紹介されたので、観た方もいらっしゃるかも知れません。

あらかじめ苦手な食材や希望を伝えると、日本にいる間にサンナさんからメニューの提案がありました。前菜はイラクサのスープ、メインは当日のお楽しみ、デザートはルバーブの何か。イラクサのスープは9年前の2014年5月にフィンランドで森を案内された時にこの時期にしか食べられないと説明されてからずっと味わってみたいと思っていました。

フィンランドの森の話は下のリンク先からどうぞ

イラクサは森に摘みに行くところから、ルバーブはサンナさんの庭で収穫を、と事前に知らされて期待感MAX。私たち3人以外に現地在住の日本人の方2名の参加があり、コーディネートの明知さんを含め6人の参加です。

当日は9時半にサンナさんのご自宅へ。自宅はスウェーデンの高級住宅街にあり、伝統的な作りの100年を超す家にお住まいです。

こちらはリビング。インテリアが隅から隅まで素敵でため息が出ます。

それから2台の車に分乗してサンナさんの取っておきのイラクサが生えている水辺の森へと移動。車にはピクニックの準備も積んでいきます。

サンナさんの飼い犬ミムラも一緒に森へ。

イラクサは鋭い棘があり手袋をして摘むのですが、うっかり覆われていない手首に刺さったり、手袋を突き抜けて刺さることもあり、痛い。刺さっているのは私だけなくあちこちで「痛い」「痛い」と聞こえてきます。運が悪いと腫れることもあるそうで、油断大敵。

森ではイラクサだけでなく、ラムズロック(Ramslök)というハーブも摘みます。ラムズロックはネギやニンニクに似た香り。日本で自生しているハーブなら行者ニンニクに似ているのかな。行者ニンニクを食べた事ないので比較できないのですが。

サンナさんから食べられる野草の説明もありました。この写真はしずく堂さん。私はこの頃必死にイラクサを摘んでいたので遠目に見ていただけ。

イラクサとラムズロックを充分に収穫したら水辺に移動して、サンナさんがあらかじめ焼いてくれていたルバーブのケーキと、手作りのルバーブのサフト(濃縮ジュース)、そして紅茶でフィーカです。サンナさんはスウェーデン人には珍しく紅茶派だそう。

ただでさえ外で食べるご飯は美味しいのに、サンナさんの手作りにプラスして、風景の綺麗さで格別。

すっかり寛いだ温かな雰囲気になって、収穫したハーブを摘んでサンナさんの家へと戻りました。

長くなるので続きます。続きではランチ会やインテリアの写真もアップしますね。

(写真の一部はしずく堂さん提供です)

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