フィンランド人あるあるは日本人あるある

今日から5月。今朝テレビのニュースで新入社員の五月病について取り上げられていました。特に今年は大型連休なので、休み明けに憂鬱な気持ちに襲われる人が多いのかも知れませんね。
ところで、フィンランド人の「あるある」をテーマにして、2016年のフィンランドコミック部門売り上げNo.1となった漫画『マッティは今日も憂鬱』を読みました。

元になった漫画『Finnish Nightmares(フィンランド人の悪夢)』はインターネットで発表されていたため、たまにシェアされているのを読むことがありました。読むたびに「なんだか日本人みたい」と感じていたのですが、今回まとめて読んで、益々その気持ちを強くしました。
あれは20年程前の事だったか、渋谷パルコの地下の本屋でたまたま手にした雑誌がフィンランド特集でした。そこに”フィンランド人は自分たちが日本人に似ていると思い、日本に親近感を抱いているが、日本でフィンランドの事を知っている人はほとんどいず、片思いである”と書かれていました(正確ではありませんが)。
その時は、私もご多分に漏れず、フィンランドの事はほとんど知らなかったので「ふーん、そんなものかなあ」とぼんやりと思い、それでも不思議に、その文がとても印象に残っていました。
『マッティは今日も憂鬱』によると、フィンランド人は自分の思っていることをはっきりと口に出すのが苦手。人目に立ちたくなく、出来れば他人と距離を置いて、自分の世界を守りたい。必要以上に人に気を使って、大変な時でも何でもない振りをして助けてと言えなかったり、何かあったら悪いのは自分ではないかと勘ぐる…。そんな困ったフィンランド人の状況をユーモアたっぷりに描いています。
ああ、これってまさに日本人ではないですか!
来週からのゴールデンウィーク明けが憂鬱な新入社員の皆さん、新入社員ではない皆さん、そもそも連休なんてないよという皆さん、もしかしたら「遠い北の国の人たちが同じようなことでウジウジしている」話を笑いとばしているうちに、五月病も気にならなくなるかも知れませんよ…保証はしませんが。
本に興味のある方は下記リンク先をご覧ください。

さて、そんなマッティ(フィンランド人)が唯一饒舌になるのがサウナだとか。フィンランドでサウナと言えばビールがつきもの。アラビアでは、こんなサウナ用のビアマグが作られていました。

このビアマグを使えば、いつもよりリラックスできて饒舌になるかも知れません。私はお酒は飲めませんが、ミルクティー用に一つ持っています。在庫状況はリンク先からご覧ください。
アラビア サウナ用ビアマグ
ミタ
ところで、以前テレビのサウナ特集で「サウナでお酒は厳禁」と解説し、次に紹介されたフィンランド大使館のサウナの中にビール缶が映っていたのは笑いました。フィンランド人はお酒に強いですからね。日本人は真似しない方がいいかも。

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