ヘルシンキでフィンランドのアイドルを見る

キアズマカフェで休憩してから、ぶらぶらと大型デパート「ストックマン」に向かうと、建物が黄色くデコレートされていました。
これは!ストックマン名物クレイジーセール(Hullut Paivat)!!
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毎年4月と10月に開催される大型セールです。黄色いバッグはセールの名物。セールの直前に入る大きなチラシを見て目的のものを探しに来る人が多いのだとか。
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デパートの前のバス停にも黄色いバッグを持った人が沢山いました。
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中に入ると設置されたステージの前に数えきれないほど10代くらいの女の子が集まっていました。彼女たちから大音響の”黄色い”歓声が間欠泉のように沸き起こっては沈み、沸き起こっては沈んでいます。文字で書くと伝わりませんが、店員さんたちが歓声が上がるたびにしかめ面で耳を抑えるほどの大きな声。
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うんざりとした顔の店員さんに「なにごと?」と尋ねると「フィンランドのポップスターのライブがあるんです」「始まっているんです?」「あと15分。でもみんな興奮しちゃって」。
上の階から見下ろすと、確かに空のステージに向かって歓声を上げていました。知らない名前でしたが、せっかくだからライブ見ようと待っていると、効果音が鳴り響き、悲鳴のような女の子たちの声が更に高まったと思うと…
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クレイジーセールのシンボル、黄色いお化けが登場。みんな写真撮っているけれど、違うから。
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そんなボケの後に、お待ちかねのアイドル、Isac Elliot(イザック・エリオット)登場!耳をつんざく大歓声。私の近くに感激のあまり泣いている、12歳くらいの子がいました。この年になると、その子よりも、むしろ同伴しているお母さんの方に感情移入してしまう。頑張れお母さんもう少しの辛抱だ。
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私は音楽に詳しくないので、全く知らなかったのですが、後で調べるとまだエリオットくんは15歳なんですね。大人っぽいなあ。
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これがこの時に歌っていた歌、と思います。あまり自信ありませんが…

フィンランド最終日に面白い体験をしました。
宿に戻ると、すっかり居ついている宿猫のスムちゃん。私はもうアイドルよりもこっちの方が心穏やかでいいわ。
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翌日は帰国の日。さようなら北欧、次は半年後です。長々と書き続けた買い付けレポート「2016年春編」はこれで終了。では!
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ミタ

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