こんにちは。12月22日から28日までデンマークに滞在し、クリスマスを体験してきました。帰国後写真を整理し始めたところ、滞在中に撮影した写真枚数は2000枚を超えていて、デジカメの恐ろしさをしみじみ感じ、おののいています。写真選びを思うと気が重くなり、ブログのアップが遅くなりましたが、時間がたって何となく頭の中も整理されつつあるので、今日からボチボチご紹介しますね。
さて、22日の午後にデンマークに到着し、翌日の23日は朝から張り切ってクリスマスマーケットへと繰り出しました。なにしろ、クリスマスマーケットは23日が最終日。24日と25日は家で過ごすのがクリスマスの伝統です。
ところが、朝早すぎて(といっても11時)フライング。まだ働き者のイタリア人(え?)のチーズの店など数軒しか開いていなかったので、街中をぶらぶらしながら待つこと数時間。午後にはこの人出になっていました!
子供はこういうの好きですよね。親も喜んで写真を撮っています。
大人はここへ。クリスマスのホットワイン、グロッギの店です。英語で看板がある辺り、観光客を意識しています。
グロッギのマグは数クローネ(金額忘れました!)で持ち出すことが出来、返すとそのお金が戻ってくるシステム。なので、飲みながらブラブラお買い物する人を何人も見ました。
砂糖掛けのアーモンド、プラリネのお店。
デンマークと言えば、これですね。ホットドッグのお店。
ケチャップとマスタードは自分で付けるシステム。屋台ではお店の人が付けてくれるのですが、さすがに一度に沢山の人が来るので対応できないのでしょう。
雑貨のお店では、沢山のニッセ(クリスマスの妖精)人形がありました。
本物のニッセも。
後ろにある金と赤のハートはデンマークの伝統的な飾り、クリスマスハートで、古くは童話作家アンデルセンが作った記録が残っているそう。白と赤で作るのが一般的です。
楽しみにしていたのはこれ!デンマークのクリスマスのお菓子、エーブルスキーバです。たこ焼き風ですが、パンケーキの一種で、直径4、5cmとタコ焼きよりも大きい。
3個食べるのが伝統とか。砂糖をかけ、好みでジャムを添えて食べます。焼いているのを見ていると、油多めで焼くというより揚げ焼きの感じ。なので、食感はドーナツとベビーカステラの中間くらい。外側カリッで内側しっとりです。
マーケットの外に出ると、メインストリート、ストロイエは電飾で飾られていました。薄暗いですが、まだ午後の4時くらい。
肉屋の前の行列。明日のクリスマスディナーの材料を求めているのでしょう。肉屋に並んでいる白いテントは、温かな飲み物を出す出店。長時間寒い中で並ぶので手を出す人多数。これはいい商売ですね。デンマークも日本と同じくスーパーマーケットの発展で昔ながらの肉屋は減りつつあるそうですが、オーガニックにこだわるなど、個性を出すことで最近は街の肉屋が盛り返しているそうです。
クリスマスツリーが売られています。
ツリーを買っている人。その場で好みの長さに切って、網で覆ってくれます。23日では遅いのでは、と思って聞くと、長く置くとどんどん枯れて葉が落ちるので、直前に買う人も多いそう。
真っ赤なチューリップが並び「Juletulip(クリスマスチューリップ)と名付けられていました。デンマークではクリスマスに赤いチューリップを飾るのでしょうか。
これはヤドリギです。クリスマスにはヤドリギを下げ、その下で出会った二人はキスをしなければいけないという言い伝えがあります。なんとなく西洋の習慣のように思っていたので、調べると、なんと北欧神話が由来とか。知らなかった!
クリスマスマーケットでは雰囲気だけでお腹いっぱいになってしまい、エーブルスキーバ以外は食べなかったので、小腹が空き屋台でホットドッグ。デンマークのホットドッグは本当に美味しい。ソーセージも美味しいし、パンも美味しい。二つが組み合わさって美味しくない訳がない。
冬場は休館のチボリ公園はクリスマスは特別に開いています。明るく光るチボリ公園。真っ暗ですが、まだ午後の4時半くらい。
チボリ公園に隣接する市庁舎前広場でも大きなクリスマスツリーが輝いていました。
ミタ
この人出が翌日の24日になると嘘のように誰もいなくなるのです。