昨日の9月3日、ハナトモさんのスウェーデン料理教室のザリガニパーティーに参加してきました。
ザリガニパーティーはザリガニ漁が解禁になるスウェーデンの夏の風物詩。スウェーデンから今ではフィンランドにも伝わり、北欧の短い夏を彩る最後のイベントです。
飾りには紙製の「月の男」のランタンが決まりごと(なんでかな?)。
ザリガニから出た汁で服が汚れるので、紙製のエプロンと、なぜかとんがり帽子が定番コスチューム。レシピと一緒にザリガニパーティーのときに歌う「乾杯の歌」の歌詞カードも置かれていました。
ザリガニは茹で上がっているものを用意してくださったので、調理は不要。
もちろん、茹で上がったザリガニを食べるだけではなく、料理教室ですから、様々な副菜も作ります。
これはチーズパイ(Ostpaj)。濃厚なチーズとサクサクのタルト生地、クミンの風味がアクセント。ザリガニだけでなく、肉料理の付け合せに良さそう!
キノコのマリネ。これはハナトモさんがロシア料理からヒントを得たオリジナルレシピ。良く行く近所のロシア料理店にもキノコのマリネはメニューにありましたっけ。
ハナトモさんのブログ「ロシア旅行編」は楽しかったものの、ビザ取得が面倒でなかなか行く気になれない彼の地に思いを馳せつつ、キノコを炒めさせていただきました(今回は作るものが多いので流動的にチームに分かれて1品ずつ担当、キノコはほぼ私の所属チームによるもの)。
他チームによるベリーケーキ(Bärrutor)。甘さの中の酸味がポイント。大きく作って切り分けていただきます。
ハナトモさんオリジナルレシピのビーツのサラダ。色が綺麗で食欲をそそります!
こちらはハナトモさんが事前に用意してくださっていた定番ミートボール。「ありがとうございまーす!」と皆さんから喚声が上がりました。
これもハナトモさんが焼いて持ってきてくださっていたライ麦パン。ライ麦100%のヘルシーなパンです。
あらかじめ作る量の多さだけでなく、2月に生まれた娘さんの世話との両方で、今回はいつにまして準備が大変だったことでしょう。ありがとうございました。
そうして、どどーんと、真打登場!
今回はスウェーデン風にビュッフェ形式。自分で好きなだけお皿に取り分けます。
もちろん、ザリガニ帽子と
ザリガニエプロンも忘れずに!
ザリガニパーティーの定番ソング「Helan Går」を歌って(本当はここで強いお酒アクアビットを一気飲み)、いただきます!
パンに乗せても美味しい(殻は全部とりましょう)。
最後はデザートのベリーケーキと参加の方が差し入れた手作りベリージャムで終了!
北欧には何度も行っていますが、夏の時期に行ったことが無いのでザリガニは初めてです。殻を剥くのも楽しかったし、味も美味しかった!ザリガニ以外でも簡単で美味しく、単品でも真似したいレシピばかりで、早速どれか作ろうかと思っています。
ハナトモさんは今年の秋にご主人の転勤で海外に行くことが決まったので、スウェーデン料理教室はしばらくお休みになってしまいます。残念ですが、数年後の再開を楽しみにしています。
ミタ
少し余ったので持ち帰り、夫にもおすそ分け。