春の料理教室は新しい先生と日本語で!

0220-1.jpg

おはようございます。
昨日、今年から協力してくださる新しい料理教室の先生たちとお打ち合わせをしてきました。
左は、フィンランド料理を教えてくださることになる、ヨハンナさん。フィンランドの古都、トゥルク出身です。ご主人のお仕事で日本に来て約1年。週に5日日本語学校に通っていて、日本語もお出来になります。まだまだ、話すよりも聞くほうが得意のようで、会話は日本語と英語混じりですが、コミュニケーションは充分取れます。
ヨハンナさんはとにかく、かわいい!第一印象が「うわーかわいいなあ」というくらい。それに、お話しするほどにだんだんと寛ぐ雰囲気のする方です。
聞けばフィンランドでは「ナースをしていた」とおっしゃっていました。確認はしていませんが、お話の様子からどうも、このナースとは”看護士”ではなく”保育士”のようです(ナーサリーのナースですね)。どうりで、ふんわりとした優しい雰囲気がするはずですね。
「日本語は難しいですか?なにか分からないことは?」と尋ねると
「自動詞と他動詞が・・・」
「・・・・・・・・・・・・。えーーーと・・・。
ごめんなさい。私、日本人ですが、日本語、ワカリマセン。」
「そうですか」
ヨハンナさんがっかり。誰か自動詞と他動詞について、ヨハンナさんに教えてあげてください。
右は、フクヤの料理教室初登場の男性の先生。ノルウェーのミカールさんです。第一印象は「目、でか!背、高か!」。写真では今ひとつ分かりませんが、子アザラシのような目をした、長身の方です。
来日3年と言うことですが、日本語は話すだけでなく、読み書きも含めて、敬語と丁寧語も全く問題ありません。
どうして、そんなに早く覚えられるんですか?と尋ねると、「ハーフなんです」。なんでも、お母様が日本人とか。なるほど、それは納得です。
最初は緊張していらしたのですが、お話が進むにつれて、微妙なジョークが飛び出します(ノルウェイジョーク?)。あまりにも生真面目な顔でジョークを言うので、突っ込んでいいのかどうか迷いましたが、思い切って突っ込んでよかった・・・。その後はぐっと寛いだ雰囲気になりました。
いや、別に突っ込む必要はないのですが、一応は関西人の端くれとして、受けたものは返さないと、ご先祖様に申し訳がたたないので。
ミカールさんの講座は日本語でとなります。もしかしたら、微妙なジョーク付きです。もちろん、英語も堪能で、日本で英語を教えることもしていらっしゃるとか。
お料理は「とても、好きなんですよね」とおっしゃるとおり、近々イングリッシュカフェに頼まれて、「ノルウェーナイト」のパーティー料理も担当されるとか。家庭料理からパーティー料理まで幅広くお出来になります。
料理教室の日程ですが、ヨハンナさんは3月の末、ミカールさんは4月の半ばから末頃を考えています。細かい日程などはまた決まり次第ご報告します。
また、ヨハンナさんもミカールさんもダイニングがあまり広くないと言うことで、前回までとは少し違う形式になります。
まず、ヨハンナさんは、東急田園都市線の三軒茶屋のご自宅で、4人までの少人数で2回に分けて行います(同じメニューです)。
ミカールさんはご自宅とは別に場所を借りて、12人でのやや多い人数での開催を予定しています。まだ場所がはっきりとは決まっていないのですが、都内になる予定です。
「場所を借りるとなると、人数を増やす必要がありますね」というと「12人も集まるでしょうか?」と不安そうなミカールさん。あの、ものすごい目の大きな、はっきりとしたお顔立ちで、不安そうな様子をされると、真に迫ってくるのですよね。
ミカールさんがにっこり顔になるように、どうぞ、どしどし、お申し込み下さい。
ミタ

追伸です。

本日、「スカンジナビアン・ライフデザインマガジン」が発売です。
こちらにはフクヤから商品を撮影用に提供させていただきました。
また、フィンランド料理教室のアヌさんのレシピやお料理の様子が掲載されています。アヌさんは残念なことに3月末に日本を離れ、ドイツに引っ越してしまいます。
それから、私のインタビューが1ページだけあります。もし、良ければ書店あるいは下記画像のリンク先で探してみてください。

.初めて北欧の別の国同士の方の会話を聞きましたが、面白いものですね。フィンランドとノルウェーは仲良しらしいですよ

【この記事をシェア】

春の料理教室は新しい先生と日本語で!」への2件のフィードバック

  1. 自動詞と他動詞、確かにパッと聞くと「日本人なのにスミマセン」て思いますよね^^;
    簡単に言うと、「ドアが開く(自動詞)」と「ドアを開ける(他動詞)」という違いです。
    自動詞はモノが勝手に動くという感じ?
    他動詞は他の力が加わって…というイメージでしょうか。
    日本語には結構な数の自他動詞があり、日本人はそれらを日々何なく使いこなしているのです。多分ミタさんも(笑)
    他にもざっと、
     「閉まる/閉める」
     「消える/消す」
     「割れる/割る」
     「起きる/起こす」
     「入る/入れる」
     「取れる/取る」
     「始まる/始める」
    などがあります(自動詞/他動詞)。
    学生達は「~が」に続くのが自動詞、「~を」に続くのが他動詞というように覚えていることが多いようです。
    例外として「ひらく」などは自他動詞ともに同じ形なので、学生はよくがっかりしています(確固たるルールがあればまだ覚えやすいですものね)
    ということで、ご参考までに。

  2. >>通りすがりの日本語教師さま
    さすが!素晴らしいです。良く分かりました♪私なんて日本語に自動詞と他動詞があることすら知りませんでした。他にも”被害の受身”という「日本語学習者には常識」を、アイルランド人に教わりました。外国人に教わる日本語の常識・・・。

コメントを残す

関連投稿

検索語を上に入力し、 Enter キーを押して検索します。キャンセルするには ESC を押してください。

トップに戻る