脇阪克二「ちいさいラグ」いえ

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おはようございます。先日、とても懐かしい人から電話がありました。
母方のはとこ(親同士がいとこ)です。
母のいとこは、商社時代に中東に赴任していて、その後アンティークのキリムを輸入販売する会社を関西で経営しています。
10年位前は、東京の代官山、その後は駒場にお店があり、その頃は時々遊びに行っていました。今も我が家で使っているアンティークキリムは、当時そこで買い求めたもの(と、頂いたもの)です。
東京のお店は、はとこ姉妹が店番をしていたのですが、やがて東京を引き上げ、それからは交流が途絶えていました。
「実は、新作のフェルト製品の感想を聞かせて欲しくって」
「え?新作?アンティークは?」
「それが、最近は現地の値段が上がっちゃって、買い付けが難しくなったの」
うーん、それは私が扱っている北欧ビンテージも同じような状況なので、分かります。
それで、最近はアンティークキリムの輸入と平行して、オリジナルの製品や、オーダーカーペットの製作をネパールで行っているのだとか。
早速、新作の写真を送ってもらい、ついでに会社のホームページを見ると、なんと、「オリジナル企画製品」として脇阪克二氏デザインのラグがあるではないですか。
脇阪克二氏は、1968年から1976年までフィンランドのマリメッコ社に在籍していた日本人デザイナー。当時デザインした「Bo Boo(ブ ブー)」や「Kumiseva(クミセヴァ)」は今でもマリメッコで作られ、世界中で愛されています。現在は京都在住で、現役のデザイナーとして活躍されています。
「ねえ。この脇阪さんのってどうしたの?」
「ああー。脇阪さんは家族でお付き合いがあってね。新作を作るときにデザインの相談をしたら、”じゃ、描いてあげる”ってデザインしてくれたの」
「これ、うちで扱ってもいい?」
「え?あ、そうかー。脇阪さんマリメッコにいたんやったね」
「そうそう」
と、そんなトントン拍子で(当たり前ですが)話がまとまり、先ほど、そのラグが届きました。

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サイズは2種類。
写真の小さい方は2色ありますが、「グレーの方は、もう作らないの」「在庫はまだある?」「あるよ」「じゃ、それも」と廃番カラーも送ってもらいました。
とりあえず取り寄せたのは各1枚ですが、ご注文いただければ、はとこの会社に在庫がある限り、お出しすることは出来ます。ただし、一旦在庫が切れると2ヶ月くらい待つことになるとか。
「えー。それってどうすればいい?」「サイトに書いてくれればいい」
そういわれてもなあ・・・。まあ、なんとかするか。
そんな訳で、こちらのラグ、2月25日にサイトにアップします。
「個人的には大きいほうの家、めっちゃ可愛いと思ってる」
そうで、どうぞ、お楽しみに。
ミタ..

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