魅惑のツートーンカラー

おはようございます。
台風が近づいて全国的に雨模様だそうですね。
さて、昨日デンマークから陶器がいくつか入荷しました。特にお勧めはノルウェー、スタバンゲルフリントのツートーンのティーセットです。深い茶と明るいベージュの組み合わせ。このベージュは、釉薬の加減で自然に浮かび上がっている地の模様と色を合わせたのでしょう。
帽子をかぶったようなティーポットが可愛らしく迷わずオーダーし、一緒にこのティーのトリオもお願いしました。このセットの様にカップとソーサーの色が違うのは、珍しくは無いのですが、こちらはソーサーのほうが明るい色目と言うのがちょっと面白かったので。良くあるのはソーサーのほうが暗めのものではありませんか？
それは自然な話で、色の明るさには心理的な重さがあり、当然暗い色のほうが重く感じます。つまり、暗い色が下にあるほうが安定感があり、心理的に安心感もあるのですね。
それでは、その逆はありえないかというと、もちろんそんなことはありません。たとえば躍動感を出したいとき、サッカーのユニフォームなどはあえて明るい色を下に暗い色を上に持ってきたりします。
結構どっしりとした大きなティーカップですが、不思議な軽さがあるのはこの色のマジックのためではないでしょうか。写真に撮ってみるとカップがふんわりと浮かんでいるようにも見えますね。
こちらのティーカップはプレートとのトリオでアップします。残念ながら一つのセットはカップの底とプレートに貫入がありました。ここから割れるようなものではないのですが、こちらのセットは少しお値引きして出しますね。
昨日入荷して、その日は洗浄と検品で終わってしまいました。今日がんばれば、明日には・・・。
応援してください。（弱気。だって雨なんだもん。）

ミタ