動物柄

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子供のときに「大きくなったら獣医さんになりたい♪」と夢を語ったら、母が目をキラキラさせて「そう?獣医さんのお勉強ではね、牛のお尻に腕を突っ込むのよ♪」と嬉しそうに教えてくれました。
思い切り、気持ちがなえました。
ところで、先日旅行先のアメリカでJames Herriot作の「All Creatures Great and Small」という本を手にしました。日本では「ヘリオット先生奮戦記」として翻訳されているので、ご存知の方も多いのではないでしょうか?
イギリスの田舎町の獣医が主人公の物語で、昔々動物好きの母が買ってきて、当時私も夢中になって読んだ記憶があります。改めて読み返してみて、子供の頃の夢が獣医だったことを思い出し、なんだか懐かしくなりました。
結局獣医にはなりませんでしたが、母と同じく動物は好きで動物柄も好きなものですから、以前からアラビアの”Noah’s Ark”と”Zoo”が欲しいなあと思っていました。なかなか機会が無かったのですが、不思議なことに今回、縁あってその二つがなんと同時に手に入りました。
特に気に入っているのは左の”Noah’s Ark”の方です。ムラサキストライプのブタ、耳がながーい水玉模様のウサギ、意地悪そうな顔の真っ赤なキツネ。まるで古い絵本でも開いたような独特で懐かしい色彩と動物たちの表情に見入ってしまいます。(それにしても”ノアの箱舟”なのに動物が一匹づつなのは不思議ですね)
新しく買った「ヘリオット先生奮戦記」の原著を開くと、古い賛美歌の歌詞から取った彼の本のタイトルが並んでいました。

All Creatures Great and Small
All Things Bright and Beautiful
All Things Wise and Wonderful
The Lord God Made Them All
大きしものも小さきものも
輝けるものも美しきものも
賢きものも素晴らしきものも
全てを神がお作りになった

“Noah’s Ark”のイラストを見ていると、全ての動物に公平に注がれた暖かい目線を感じます。そこも、私がこのデザインが好きな理由でもあるのです。
ミタ
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動物柄」への2件のフィードバック

  1. 25日の写真(来たーーー!)に写っていてちょっと気になっていたお皿がこんなところに!
    私は尻尾まであるしましまパンツを履いたねずみがかわいいと思います。
    それにしても、食べ物を盛り付けるお皿に蟻!今の日本では考えられない感性ですね。
    獣医になりたいといった娘さんにニコニコとそんなことを教えるお母さんも素敵です。意地悪だったのか、自分もやってみたかったのか。うふふふふ~♪どっちの気持ちもなんとなくわかっちゃいます。

  2. >>Eurekaさま
    本当ですね!尻尾までしましまパンツだ!かわいい♪
    母はどうも子供をからかうのが楽しかったようです。「ホモ牛乳のホモってなあに?」という子供らしい問いに「ホモっていうのはね、男の人のことを好きになる男の人のことよ♪」と明るく答えてくれたこともあります・・・。

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