おはようございます。
昨日、今年初の忘年会に行ってまいりました。参加メンバーは全てネットショップの店長さんたち。
いつも夜は10時か11時には床について、6時頃に起きる小学生のような生活をしている私ですが、宴会は11時半まで続いたので最後は少し目がチカチカしました。
でも、様々な業種の方のお話を聞く機会がなかなか無いので楽しかったです。
さて、日本では忘年会シーズンの今は、ヨーロッパではクリスマスシーズン。こちらの写真に写っているのは昨年スウェーデンの取引先から届いたクリスマスカードの一部です。
私は数年前まで、クリスマスカードは年賀状と同じようにクリスマスに届けるものと勘違いして、12月20日くらいに出していたのですが、実はクリスマスカードはクリスマスまで飾って楽しむそう。そのため、12月中ばまでには届けるものだったのです。恥ずかしい・・・。
今年はちゃんと、プライベートも含めた全ての届け先への投函を今週中に終わらせました。
その横に写っているのは、フィンランド製のムーミンカレンダーです。各日にちの上にプリントされている、小さな文字は名前です。
このように日にちに名前がプリントされているのは、ヨーロッパのほとんどの国のカレンダーでは見られるもので、一般的には聖人の名前にちなんだものです。初めてこれを知ったのは、友人のベルギー人の使っていた手帳。聞くと「私の名前(Sonia)もあるわよ」と指し示してくれました。
キリスト教国では子供の命名を聖人の名前にちなむことが多いので、このようにカレンダーに自分の名前があることが多いようです。興味を持って調べてみると、なんとフランスでは1980年代までカレンダーから名前をつけるように法律で決まっていたそう!
まあ、ファーストネームとかミドルネームとか、日本と違っていくつも名前をつけられるから別にいいのかも知れませんが、ちょっと驚きました。子供の名前くらい好きに付けさせて欲しいものです。
一方、フィンランドは東方正教会の聖人の名前にちなんだ名前の日もありますが、よく使われるのはヘルシンキ大学が発表したものだそうです。しかも、これは毎年再検討され、新しいものを追加したり、もうあまり使われないものを削除したりして更新するのだとか。なんともユニークですね。
「おばあちゃんの名前、今年はもう無いよー」とか?
国によっては、自分の名前の日を誕生日よりも盛大に祝うところもあるそうで、詳しくはこちらのWikipediaで説明されていますよ。
ところで、私の名前はないかと探してみたら・・・ありました!12月14日がJouko(ヨウコ)の日!
期待していなかっただけにちょっとうれしい。しかも今月じゃないですか。
フィンランド人の名前は日本の女性の名前に似ているものも多いので、ミカ、アキ、キミさんとかもありそうですね。
皆さんもこのカレンダーで探してみてはいかがですか?
ちなみに12月25日のクリスマスの日は何も名前がありません。この日はイエス・キリストの大切な誕生日ですからね。やっぱり。
ミタ
私の友人の友人のネパール人の名前は「ブッダ」だそう。ま、それもある意味、聖人の名前ですね。