ローストチキンその後

こんにちは。今日、東京は朝から冷たい雨です。
さて、昨日ローストチキン作る宣言をしましたが、意外と上手く出来たので前言撤回で報告です。

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盛り付けているのは、Figgjo Vikingケーキプレートです。横にあるのは同じVikingのクリーマー。

私はクリーマーをこのようにソースやたれを入れるのに良く使います。
このVikingシリーズは地が真っ白ではなく、ほんのりブルー掛かったグレーです。そのため、周りの花のイラストとのコントラストが弱まって、柔らかい落ち着いた雰囲気を出しています。

ベースになるのはブルー系の色ですが、不思議と暖かい気がするのは派手に見えて、実は鮮やかな色を一色も使っていないため。
実は同じ色でも、鮮やかな色は冷たい感じ、濁った色は暖かな感じを与えることをご存知ですか?

加えて、全て曲線を使ったデザインもその暖かなイメージを強調しています。
デザインは、Turi Gramstad Oliver。彼女の全てのデザインに共通するのは、どのような色、どのようなデザインでも暖かでやさしい雰囲気がすることです。
デザインはデザイナーその人の、人柄を表すものと私は信じているのですが、きっとTuriさんは心の温かな人なのだと、思っています。
現在はテキスタイル作家として活躍されていると聞きました。最近の作品を見ると抽象的なデザインですが、温かさは健在。
いつまでもお元気で活躍して欲しいです。

さて、このローストチキンですが、皿の左端に盛り付けているのが、いわゆる「スタッフィング」です。
今回は、ベーシックなソーセージミート、玉ねぎ、セロリ、(小さな声で)インスタント・スタッフィングミックスのパン粉以外に、アーモンドスライスとカレント(干しブドウの小さいの)を混ぜ、隠し味にシナモンを入れてみました。
出来上がったスタッフィングを、あらかじめ皮に塩とバターをすり込んであった、チキンの中に詰めてオーブンへ。
さて、ここでローストチキンの焼き方なのですが、コツは「低めの温度で長く焼く」ことです。肉はこの方が美味しいとのこと。
これはイギリスのクックブックに書かれていたのですが、真偽の程はともかく、肉食の国の言う人のことだから間違いないだろうと信じて、実行しています。
ちなみに、ハンガリーの友人も同じことを言っていたので、イギリスに限らないと思っているのですが。
その温度と時間とは、「160度で2時間」。今回もこのレシピで焼きましたが、肉が縮むことなく柔らかく、皮もパリッと出来ましたよ。
時間は鳥の大きさによりますので、1時間半くらいから試してみてくださいね。

ミタ

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