昨日の8月17日にNHK『探検!世界の動物園の舞台裏』で『ベルギー・ぺリダイザ』を放送していましたね。なぜか昨日でなく今日の日曜日放送と思い込んでいました。ええ、見逃しましたよ?何か?
さて、欧州パンダ巡りの旅はいよいよ3国目ベルギーのパンダに会いに行った話です。
2024年5月24日
ベルギーの2日目はパイリダイザ動物園。NHKの放送ではぺリダイザと言っていましたね。今回、ドイツ、オランダ、ベルギーと周りましたが、何が困ったって単語が読めない。文字を見てもどう発音するのか分からず地図やガイドブックと照らし合わせるのに苦労しました。
まあそれはともかく、日本でパイリダイザ動物園への行き方を調べても、電車で行く方法がなかなか分からない。現地在住の方のブログを参考にするも、みなさん車で行かれているのですよね。これは現地でガイドツアーに参加するしかないのかと困っていたら、日本のパンダ好きの方が電車で行かれたSNS投稿をしずく堂さんが発見。それを参考にすることに。
まずは宿泊している最寄りのブリュッセル南駅でワッフルを購入(←そこから?)
ワッフルが美味しかった!20年以上前に初めてベルギーでワッフルを食べた時、甘いばかりで美味しい記憶はなかったのですが、その記憶が覆る美味しさ。日本のケーキタイプと違って、パン生地なのでもっちりとした歯ごたえがあり甘さもまあまあOK。なんと言っても生地が美味しい。
なんてワッフルを食べながら電車で30分くらい移動してJurbise駅で乗り換え(発音不明)。なんじゃこりゃ、という田舎駅です。
そこから2駅乗って、10分もせずに動物園のあるCambron-Casteau駅に到着。
Jurbise駅は屋根と改札があるだけましだったなー…という野ざらし駅。ここからどう行けば…と迷うところですが、なんと高校生くらいの遠足グループと一緒。こんな駅で降りるのは目的地動物園としか考えられない。とにかく後を付いて行こうとなりました。
道中の家がヨーロッパの田舎風で情緒ありまくり。
コウノトリが巣を作っていました。のどかだなあ。写真の下に写っている小学生くらいの女の子はイタリアから来た家族。妹の方が「チャオ!」と挨拶をしてきたので「チャオ!」と返すと驚いて「イタリア語ができるの?」と多分言ったような(出来ないよ)。
15分くらい歩いたでしょうか。ようやく動物園に到着。ディズニーランドのような大きなゲートに中の広さが想像できます。ちなみに入り口はもっと先にありました。
しずく堂さんを記念撮影。私の写真はしずく堂さんが持っているはず。
真っ先に(もちろん)パンダ舎へ!ここはパンダが5匹もいるのが特徴です。しずく堂さん曰く、パンダがご飯を食べるのが午前中なので、オープン直後はいいポーズが見られるらしい。
自然を生かした作りで、どれくらい自然かと言うと、大きなネズミがパンダ舎の中を走っていたくらい自然。ここもこれまで行ったドイツ、オランダと同じく建物は中国風です。
パイリダイザの特徴は「世界各地の建物や風景を再現しその中で動物を見られる」点です(NHKの説明を丸写し)。なので、他の動物園のようにパンダ舎だけに力を入れている訳ではなく、ここ以外にも様々な国を表した建物の再現度が凄かった。
ここはカンボジアですか?いいえベルギーですよ。
遺跡風の建物にホワイトタイガーが。まるで物語の中に入り込んだみたい。ロマンチック。
うっとりとしてホワイトタイガーの展示からふと振り返ると…ロマンを吹き飛ばす何かが目に入りました。鳥居と富士山と…巨大梅干し(違う)。
に…にほんですかね?
The Island of the Rising Sun(日出ずる国)。日本でしたね。日本人だけれど、日本地図とは分からなかった!!「良い旅を」って、この地図じゃ北海道に辿り着ける気がしないよ!
扱いの軽さは一周まわって腹立つどころか面白過ぎる。
日本ほどではありませんが、北欧も軽く適当でした。
お気づきでしょうか?ノルウェーの木造教会のデザインにフィンランド語のMökki(コテージ)の文字が。ここはそこそこお高い予約のみのレストランです。
そうこうしているうちにお昼時になったので鳥の展示を兼ねたカフェテリアへ。
おや?既視感が…
神戸どうぶつ王国!
そうか、神戸どうぶつ王国のレストランはパイリダイザのパクリインスパイアだったのね。
ちなみに、私がしずく堂さんと神戸どうぶつ王国に行った時は(そこもしずく堂さんと行ったんか!と思われそうですが)花の季節ではなかったのでパイリダイザまんまでしたよ。
そのレストランのカフェテリアではベルギー名物の肉のビール煮込みとミートボールのトマト煮込みをそれぞれ頼みました。私は肉のビール煮込み。店員さんがフライドポテトをこれでもかと入れるのでストップしてこの量です。
それを見ていたしずく堂さんは早めにストップしてこの量に。
止めなかったらどれくらいの量になったんだろうか。味は、こんな動物園のカフェテリアにしては結構美味しかったです。
充分休憩して園内をウロウロ。どの建物もうっとりするくらい素敵で、何時間でも過ごせそうでしたが、そろそろ戻らねば。
そして、またあの田舎道を歩いて帰路に。行きに一緒だった高校生たちと帰りも一緒でした。音楽掛けて踊ったりして楽しそうだった。
ホテルのある南駅に到着してワッフルのお代わり。今度はチョコレート掛け。
もちろん晩御飯などお腹に入る余裕はなく、カルフールで朝食用のパンなど買ってホテルに戻りました。前回書いた通り、ホテルは改装中なのでレストランは稼働していないのです。
本当に、これで正規料金で客を取るなんて、と見るたびに呆れるのでした。
続く。