2024年5月20日
しずく堂さんとの欧州パンダ巡りの旅、1国目ドイツ4日目は次の訪問国オランダへの移動日です。今回の旅は長旅ですし、もう若くないので疲れないようスケジュールは詰め込んでいません。移動日は、移動だけ、のつもりだったのですが、正午のチェックインまで時間があったのでベルリンの観光名所の一つ「チェックポイントチャーリー」にサッと行くことにしました。
「チェックポイントチャーリー」とは冷戦期に東ベルリンと西ベルリンの境界線上に置かれていた国境検問所のこと。現在、片側には米軍兵士の写真があり
反対側にはソ連軍兵士の写真が掲げられています。今の様子からは全く感じられませんが、東西に分かれていた時にはここには監視塔があり、西ベルリンへ脱出を試みた男性が東側の警備隊に殺される事件がありました。
近くにあるBlack Box Cold War博物館。中には入らなかったのですが、外側に展示されていた当時の様子が分かる写真を見学。
壁美術館の土産物店にはベルリンの壁のかけらが販売されていました。壁が崩壊して35年も経つのにまだこんなに壁のかけらが残っているのですね。
と、まあそうこうしているうちにホテルのチェックアウト時間が迫ってきたのでホテルに戻ってチェックアウトをして、次の目的地オランダへ向かうべく空港へ。空港のカフェにはドイツ名物プレッツェルが棒に沢山ぶら下げられているのが面白かった。
さようならドイツ。楽しかったよ。
オランダのスキポール空港からホテルのある駅まで移動。電車の仕切り壁の装飾がオランダの画家モンドリアンのコンポジション風でオランダに来た実感が沸きます。
まずはホテルにチェックイン。入口にあったチューリップ専用の花瓶はオランダ滞在中に何度も目にすることになりました。
ダークトンに彩度高めの家具というとんがった感じの内装。受付のスタッフはインテリアにピッタリのきつめメイクで笑顔が無く強い口調で早口なのでビビる。
「キッチンは使いますか」と聞かれたので良く分からないまま「ハイ」と答えると手渡された可愛い掃除セット。
部屋に入ってビックリ。立派なキッチンがついていて、大きな食洗器にオーブンまで!長期滞在用のホテルなのかしら?
ちゃんとしたダイニングテーブルもあり、部屋も素敵です。日本の都心ワンルームマンションより立派(もちろん料金を1日あたりで換算すればワンルームマンションな何倍にもなってしまいますが)。
さて、オランダ1食目はコロッケ!
オランダ名物コロッケの自販機です。自販機と言っても裏には人がいて揚げては補充しているので半自販機?
20年前は現金を機械に入れて購入していたのですが、今はクレジットカードが使えます。それどころか、地元の人はスマホのタッチ決済。これだけ久しぶりだと時代の変化を実感しますね。
明るいけれど、もう夜。夕食用にコンビニでサンドイッチとスキールを買って、この日はこれでおしまい。無理しないのが大人の長期旅のコツです。
ちなみにスキールとはアイスランドの発酵乳製品。特に食べたいわけではなかったのですが、アイスランド国旗を見てついつい買ってしまいました。
翌日は動物園、パンダに会いに行きます。
つづく