手芸作家しずく堂さんの北欧毛糸めぐりのお話

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20日の土曜日、いつもは編み物を教えてくださる手芸作家の「しずく堂」さんによるお話し会を開催しました。
しずく堂さんは年に1、2回北欧に行っては手芸店を巡り、現地での最新手芸情報と毛糸を持ち帰っていらっしゃいます。今回はその北欧3国(フィンランド、スウェーデン、デンマーク)で撮りためた写真と、お勧めの手芸店、北欧の手芸本の数々についてのお話の会でした。

お話し会には、シナモンロールとフクヤのオリジナルコーヒー白樺のサービス付き。

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シナモンロールは私が焼きました。いつのも渦巻き型ではなく、最近凝っているスウェーデン巻きです。一見複雑に見えますが、とても簡単に成形できます。
成形方法についてはこちらに図解を載せました→クリック!

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しずく堂さんの自己紹介から始まり、これはフィンランドのお勧め手芸店について説明しているところ。
日本には無いような大型店やディスプレイセンスの素敵なお店、デンマークの中央駅から行きやすい場所にあるお店など、各国の個性が感じられるお店の紹介の数々です。デンマークですぐ近くに毛糸屋さんが隣接しているというのは、編み物が根付いている実態を物語っていました(日本では無いですよね)。

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スウェーデンで行った日本でいうホビーショーにあたるフェアのレポートは、更に編み物人口の多さを実感させられるものでした(写真は別の場所)。実際私の知人たちも編み物を日常的に行っている人は珍しくなく、フィンランドの知人などいつ行っても編み棒を手に靴下を編んで出迎えてくれます。

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ノートが真っ黒になるほど熱心にメモを取る参加者の皆さん。

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そして、最後は北欧各国で集めた手芸本の数々の閲覧です。しずく堂さんから本の見どころやお勧めの新進作家の解説がありました。

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ページをめくる手、メモを取る手が止まらない皆さん。初めて見た北欧の手芸本に興味津々でした。

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皆さんからは「北欧に行きたくなった」といった感想を頂きました。冬が長く暗い北欧では家の中で出来る手仕事の長い伝統があります。また気候が寒く厳しいので、編み物は実用的な生活の工夫でもあります。
観光名所を巡る旅行も楽しいものですが、こういった目的をもって北欧を訪れると、ガイドブックにない経験や本当の暮らしが見えてくる事でしょう。それに、同じ趣味を持った人同士と言うのは不思議なもので、言葉が通じなくてもコミュニケーションが取れるのですよね。
さて、この日の午後と翌日は、北欧でブームの糸を使った編み物の講座でした。それについては明日に続きます。

ミタ

しずく堂さんの「ここには○○の糸があります」の解説や、棒針だけが並んだ店内の写真を見て「おおー!」とざわめくお客さまが不思議でした(私には何が特別なのかさっぱり…)。

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