フッティルーテンの船旅6日目、ノールカップ(Nordkapp)を訪れました。
その日は早朝に目が覚め、外に出てみると、雪が降っていて、どこかの港に停泊していました。時間から推測するとHammerfestという街のようです。
北極圏に入ってから徐々に北の光景になっていたのですが、山肌がすっかり雪に覆われた北国の景色に益々変化していました。
甲板にも雪が薄っすらと積もっています。
一方船内は半袖でも大丈夫なくらいポカポカ。ここはパノラマビューのロビーです。
そして、お昼頃に船はいよいよヨーロッパ大陸最北端「ノールカップ」のある街ホニングスヴォーグ(Honningsvåg)へ到着します。ちなみに、厳密には最北端ではないらしいのですが、それはそれとして・・・。
港に並ぶカラフルな家々。
船を下りると、今朝までの荒天と打って変わっていいお天気!船内から広々とした青空の広がる明るい光の元に降り立つと、叫びだしたいほどの嬉しさが体全体に広がりました。いい年なので叫びはしませんが、笑みが自然に浮かんできます。
ガイド付きのバスに乗り換え、車窓から干しダラの並ぶ漁村を見ながらノールカップに向かいます。
ガイドは陽気な男性で、この町がいかに寒さが厳しく人が少ないかをネタにした自虐ギャグ、例えばガーデニングクラブに会員4名とか(つまり人が少ないうえに草花が育たないのですね)、の連発で車内爆笑。ところが私は早起きだった事と、慣れない英語に集中したせいでだんだん頭がぼーとしてきて爆睡。
気が付くとノールカップに到着していました。
海を臨むモニュメントは、澄んだ空と、ここまで来たんだなあという思いが重なり、なんだかとっても荘厳で感動的。
明日ほとんどの人がこの船旅を終了します。この日の夕食は最終日にふさわしく、豪華ビュッフェです。
そう、エビ、カニ祭りなのでした。
ミタ
そして、この日は最後のオーロラチャンスだったのですが・・・。続きはまた。