欧州パンダ旅行 オランダ2日目 パンダ経由ミッフィー

2024年5月21日

オランダ2日目はいよいよ旅の目的パンダのいる動物園へ。オランダで私たちが宿泊しているのはアムステルダムですが、目的地のアウエハンツ動物園は80キロ以上離れたユトレヒト州にあり、電車で移動しなければなりません。

アムステルダムを出て30分ほどでユトレヒトに到着。ユトレヒトの駅には本の物々交換コーナー(多分)がありました。

それよりも、もっと目を惹くのは、売店で並ぶミッフィーちゃん(私の世代ではうさこちゃん)の大小の人形たち。

そう。ユトレヒトはミッフィーの意味の親、ディック・ブルーナが生涯暮らしていた街なのです。ちなみにオランダ語ではミッフィーではなくナインチェ (Nijntje)。ナインチェはオランダ語でうさちゃん、なのでうさこちゃんの方が正解。

アウエハンツ動物園はユトレヒト駅から、更に電車で30分くらい先のレーネン(Rhenen)駅にあります。

レーネンからは徒歩。10分くらいかなあ。ヨーロッパの5月は本当に美しい季節で、家々の庭を見ているだけでも楽しい。

乗り換えやら待ち時間やらで、ホテルを出てから動物園まで1時間半くらいかかって到着。あまり便利な場所にないので、地元の人は車で行くのでしょうね。

ドイツと同じく、ここでもパンダ舎は中国風の建物になっています(後姿はしずく堂さん)。

朝食を食べているパンダを堪能。

その後22ヘクタールもある広い園内を歩き回って様々な動物を見学。お昼ご飯はカフェテリアで簡単にハンバーガーとフライドポテトにしました。その大きさに食べきれるか不安だったのですが、オランダ名物のアップルケーキ(Appeltaart)も追加。せっかくですからね。

生地よりもりんごの方が多いんじゃないかと思うほど、ぎっしりとりんごが入ったアップルケーキはずっしりとボリュームたっぷり。いかにも家庭で作ったような素朴な味で美味しかったです。

さて、動物園を1時ごろに切り上げてユトレヒトに戻ります。行くのは、そう、ミッフィー美術館。ちなみに、チケットは途中下車可能なのでアムステルダム行きのチケットでもユトレヒトで降りる事ができます。

駅からバスに乗ってミッフィー美術館(Nijntja Museum)へ。ディック・ブルーナのアトリエを再現した展示があるかと思ったのですが、入場すると係員に「どういった御用で?」と尋ねられました。目的を告げると、ミッフィー美術館は子どものための展示のみで、アトリエは向かいの中央博物館(Centraal Museum)の方だと教えられ、ミュージアムショップのミッフィーグッズを物色してから中央博物館へ。

中央博物館には教科書で見るようなオランダの名作、モンドリアンの<コンポジション>のシリーズやリートフェルトの<赤と青の椅子>が並んだ展示は見ごたえがありました。

いよいよ最上階にブルーナのアトリエの再現したコーナー。ミッフィーだけでなく様々なブルーナの作品や、日本も含めた世界中から送られたファンレター、忠実に再現されたアトリエは今もブルーナが作品を作っているような雰囲気で素敵だったのですが、なぜか写真が一枚もない!どうして撮らなかった不思議。

代わりと言っては何ですが、下記に博物館の公式リンクを貼っておきますね。

https://www.centraalmuseum.nl/en/permanent-collection/studio-dick-bruna

閉館の5時まで鑑賞して、アムステルダムに戻りました。ところがホテルのある駅の一つ手前、中央駅で間違って下車。せっかくなので運河のほとりに座って河の流れを見ながら休憩。気持ちのいい季節で、同じく座って休憩してる人が沢山いました。

疲れが取れたところでまた電車で一駅。先に書いた通り、途中下車有効なので間違えても改めてチケットを買う必要はありませんでした。

駅に着くころにゲリラ豪雨が。雨が止むまで再びコロッケ販売機でコロッケを食べて待ち、結局これが夕食替わりになりました。私もしずく堂さんもお昼を沢山食べたら夕食が入らないお年頃です。

さて、翌日は芸術巡りの予定。続く。

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