神戸の家のリフォーム『LDK編』

神戸の新居での暮らしをスタートして15日目です。昨日、ようやく行き場の決められない1箱を残り、全部の段ボールを空けて中身を収納することが出来ました。

そして今日、我が家を設計してくれた森本さんから「中古住宅を購入してリフォーム予定の方を見学にお連れしていいですか、30分後に」と連絡があり、家人が後でやると言って出しっぱなしだったバックアップ用のハードディスクが一気に片付きました。早くやってくれないかなと思っていたので助かった。ありがとう、見学のお客さま!

その方が検討している住宅が築40年程で結構痛みがあって、と言われたので、いやいや、ここはもっと古いですよとビフォー・アフターについて説明しながらご案内しました。

家は古い柱と梁をそのままに、新しく加えた壁や設備と組み合わさって出来上がっています。例えば柱には以前の持ち主がつけた子供の身長を測った傷が残っています。15から16でグーンと伸びているので男の子だったのでしょうか。

2階部分は、リフォーム前はワンルームの大きなLDKだったのですが、森本さんに希望を出してLDKそれぞれの部屋の役割を分けた間取りにしてもらいました。キッチンは独立にして、リビングとダイニングは間に階段を作って緩やかに分けています。

こちらはダイニングです。

そしてダイニングとリビングの間には壁側にあった直線の階段を撤去して、代わりに周り階段を作り間仕切りとしました。ここではリビングが見えるように写真を撮りましたが、実際はダイニングに座っているとリビングは見えません。

これが逆にリビング側から見たダイニングです。同じようにリビング側からダイニングは見えません。もう、夫婦二人だし、住宅メーカーのお決まりのうたい文句『家族の存在が感じられる』間取りはいらないので。むしろ自分の時間を大事にしたいお年頃。

部屋を分けたかったのは、ひとつは北欧の家にそういう間取りが多かったこと、それに私自身が子供の時からずっとLDKが分かれている家に住んでいたためかも知れません。

特にキッチンは絶対条件として独立にしました。対面キッチンの家の方たちってどうやってきれいに保っているのかしら。私はきれいに保つ自信ないし、かといってごちゃごちゃしているのを見るとストレスなので対面は無理。

キッチンの隣には大き目のパントリーを作ってもらいました。これは新設ではなく元々あったオープンスペースだった納戸の出入り口の方向をキッチンに向けて変えています。パントリーの収納は作り付けではなく、あえてIKEAの家具で作りました。これから暮らしや使い方が変わっても変更できるように。IKEAの家具なら惜しみなく処分できるし。

キッチンでこちらから提案させていただいて、成功だったなと思うのが、電子レンジの位置です。北欧の家ではしばしば電子レンジが目線くらいの高い位置にあり、使いやすいなあと思っていたので、このように納めました。

うちはビルトインのオーブンがあり、温めるだけの単機能電子レンジだから出来ることで、オーブンレンジは難しいと思いますが。電子レンジの横にはアラビアのTeemaマグを2個重ねると丁度収まる高さの棚を作ってもらいました。これも毎朝マグを2個出して使うので、取り出しやすく便利になりました。

引き出しにはスパイスや良く使う食器を納めています。

調理側の引き出しには上から『調理で使うユーテンシル』『鍋、フライパン、ボウル』『中華鍋、琺瑯鍋、調味料』を入れました。これを機会に鍋とフライパンを取手が取れるタイプに買い替え。

以上、LDK編でした。他にも個室や洗面・風呂、玄関などなかなか面白く出来ているので、次の機会にご紹介します。

リフォームは箱が決まっているし、開けてみないと分からないことも沢山あるので、こちらの要望に応えるには難しい現場だと思いますが、今日お客さまに説明をしていて本当に上手に作ってくれたなあと改めて思いました。

最近は資材の高騰で以前より中古物件を購入しリフォーム(今はリノベと言うのかな)される方が増えてると聞きました。神戸方面でリノベを考えていて、森本さんに仕事を依頼するつもりで、我が家を見学したい方は森本さんにお問い合わせください。

もちろん、冷やかしは禁止ですよー。森本さんのご迷惑になるので、本気の方に限ります!

猫がサイドボードに飛び乗るので本を置いてガード

間取りの変更のビフォー・アフターについては以前の記事をご覧くださいね。

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