1月21日、フィンランドの企業8社による商談会がフィンランド大使館で開催されました。食品、装品、化粧品、インテリア小物など様々なライフスタイルにまつわる製品メーカーが集まったそうです。
そのうちのひとつ、糸メーカーのLankava(ランカヴァ)さんと夕食を一緒にしました。
ランカヴァさんに作品提供をしている友人のしずく堂さんが大使館のプレゼンに同席していたこと、ランカヴァさんが以前フクヤでワークショップを開催していたエックさんのご親戚であることでご縁があり、お声がかかった訳です。
クラフトの話、フィンランドの話、なんだかよく分からない話、あっという間に数時間が過ぎ、お会計を済ませた後もなかなか席を離れがたかったほど楽しい席でした。
後日ランカヴァさんからプレゼントが届いて感激。
マクラメ編みで作ったコースターです。
マクラメ、と言えば時代遅れのクラフトのイメージがありましたが、なんとフィンランドではただ今大流行とか。ランカヴァさんのインスタグラムには小さなものから大きな物まで、様々なマクラメの作品がアップされていて、特に可愛かったのは「キャットプランター」
ランカヴァさんは日本にもマクラメ作品を広めたいと、マクラメ糸を一押しにしているそう。インスタグラムを見るとマクラメの『古臭い』というイメージが覆るような素敵な作品が沢山。マクラメ、始めてみようかしら。
しずく堂さんと東京散歩編
翌日の22日、東京に滞在していたしずく堂さんの案内で東京散歩をしました。変な感じがするかも知れませんが、私は東京に住んでいながら出不精がたたって、今やしずく堂さんの方が東京情報に詳しいのです。
新宿のタイ料理『バンコク屋台 カオサン』からスタート。
次に東京現代美術館で開催の『ミナ ペルホネン/皆川明 つづく』展へ。展示の全てが素晴らしかった。
ミナペルホネンの作品も素晴らしかったのですが、美術館へ行く途中にあった『割引百貨の店つきやま』の手作り立体看板に感動。ヤマトの看板もオリジナルの手作り!
次に私の元職場、新しくなった渋谷PARCOへ。
パルコに勤めていたと言うと販売フロアに立っていたのを想像される方がいらっしゃるのですが、私の仕事は本部のウィンドウディスプレイ担当で、全国のパルコのディスプレイデザインの企画や管理をしていました。
なので、新しいパルコにウィンドウディスプレイが無いのに衝撃。私が勤めていたころから、売上げとの関係が不透明なディスプレイの予算が削減されつつあり、造作物を作れず、テナントさんにお願いして回してもらうことが増えていました。
もうディスプレイから企業イメージを打ち出す時代では無くなったのですね…。いつかマクラメのように復活するかなあ。
それから表参道へ。この秋にオープンしたフィンランドのテキスタイルメーカー、ラプアンカンクリの店舗へ。
お腹が空いてきたので、目についたガレットのレストラン『 La Fee Delice 』へ。セットメニューにサーモンのガレット、スカンジナヴィア風があったので迷わず選択。
楽しい時間はあっという間。
思いがけないお誘いから始まった充実の2日間でした。
ミタ