さて、スウェーデン買い付け2日目。この日はフクヤのオープン前から10年来のお付き合いのある、親しいお店一ヶ所と、小さなところを数ヶ所回る予定でした。ところが、そのお店のオーナーさんが入院したとのことで、急遽別のお店に連絡。本当ならば営業日ではないのですが、夕方なら開けることが出来るからどうぞ、と返事が来て一安心。
とはいえ、余った時間をどうするか。そこで、以前から地元の人に勧められていたマーケットホール「Höganäs Saluhall」へ行くことにしました。
マーケットホールの1階は食料品や雑貨の店が入っています。併設されたカフェにはスウェーデンらしいお菓子が並んでいます。
マーケットにはおいしそうなパンや
カラフルな野菜たち。
そして2階はビュッフェ形式のレストランです。
実はこのマーケットホールは元々は陶磁器の工場でした。この大きな円形は窯の屋根の部分です。
窯に沿ってビュッフェのお料理が並んでいます。
先払いのレジで「魚にしますか、スープにしますか」と聞かれ、良く分からないままスープを選択しました。言われた場所にスープを取りに行って、パンケーキもどうぞと勧められ「ああー！」と腑に落ちました。
そう、その日は木曜日。木曜日は豆スープの日！
過去に2回もビュッフェで木曜日の豆スープの日に当たって心の中で「ガッツリ食べたかったのに…」と落胆したことがあるにも関わらず、また木曜日に来てしまった。
ちなみに過去2回の出来事は下記リンク先からどうぞ。
豆スープの日とアアルトの家
春のフィンランドの食べ物
普段食べない物をいっぱい食べようと期待していたのにスープとパンケーキだけでは寂しい。サラダも付いていたので、一応取りに行きましたが、実は私、野菜苦手なんですよね。大人だから食べますが…モグモグ。
食事の後、マーケットホールを離れ、予定していた小さなところを周って、夕方に約束していたショップへ。ショップに到着したころ、お昼頃から断続的に降っていた雨がやみました。空を見ると大きな2重の虹が空にかかっていました。
右を見ても虹。
左を見ても虹。日が短くなってきたとはいえ、9月のスウェーデンはまだまだ日本よりも日が長い。
次に、あのマーケットホールに行く機会があれば、絶対に木曜日はやめよう、と虹に誓ったのでした。
ミタ
「木曜日は豆スープの日？」と疑問に思った方は、著書「北欧 食べる、つくる、かわいいと暮らす」をどうぞ。
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