アラビアの唐草模様が美しいプレート

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こんにちは、今日はしとしとと雨の降る東京です。立春を過ぎると一雨ごとに暖かくなると言いますから、春へと確実に季節は進んでいるのですね。
さて、この春キャベツのパスタを盛り付けたお皿は、フィンランドArabia(アラビア)のJosefiina(ヨセフィーナ)ディナープレート。強い印象の藍色の唐草模様が中央に盛り付けたお料理を引き締めてくれるデザインです。
ロゴから製造は1960年から71年の間。フォルムデザインはRichard Lindh(リカルド・リンド)。デコレーターは記録が見つからなかったのですが、同じアラビアでエステリ・トムラがデザインして作られた1971年のEsmeralda(エスメラルダ)とフォルムが同じで、雰囲気も似ているので、もしかして彼女かなあ、と思っています。

今回はパスタを盛り付けていますが、モチーフに和の雰囲気もあるので、和食でも違和感がないでしょう。このシリーズは現在ケーキプレートも在庫にあります。合わせてご覧ください。
→Arabia Josefiina ディナープレート
→Arabia Josefiina ケーキプレート
ところで、このヨセフィーナとはフィンランドの女性名です。キリストの父であるヨセフを女性形にしたものとか。

ヨセフと言えば、その妻は聖母マリア。聖母マリアと言えば、おとといの3月25日はワッフルの日でした。3月25日は12月25日の9か月前、つまりマリアがキリストを身ごもった日(聖告の日)としてカソリックの祝日です。

その日にスウェーデンではワッフルを食べる習慣があります。それは、スウェーデン語の「Våffeldagen (ヴォーフェルダーゲン) /ワッフルの日」と聖告の日を表す「Vårfrudagen (ヴォーフルーダーゲン)」の音が似ているから。
最初は聞き間違えかダジャレかで始まった日ですが、今は他の北欧国にも伝播しているとか(写真はノルウェー)。というわけで、なんだかワッフルが食べたくなったので、近々焼くつもりです。焼いたらレシピとともにアップしますね。

ミタ

ワッフルの新しいレシピを入手したので、作る意気込みはあります!

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